第13話

7,103
2018/12/03 08:03
ななもり
ななもり
...で、
どういうことなのかな??
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
あ、あ、あの!!僕実は女子なんです...。


沈黙...

いや、そうだよね笑
急に男子みたいなやつに僕女子って言われても、え?ってなるだけだよね?!
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
あ、いや...
ほんとすみません!!
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
ここから出て行きます!!
学校も辞めます!!
ほんとすみません!!


走り去ろうとした瞬間

グッ

?!
るぅとに腕を握られた

るぅと
るぅと
大丈夫です
誰も引いてませんし
ゆっくり話してください
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
...うん。
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
私、小さい時に両親を事故でなくしてるんです。
小学3年生のころから一人暮らしでした。
アルバイトも出来るようになって、おばさんからも仕送りしてもらってました。
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
それでも生活がキツキツで..
だから学費が安い苺高等学園に行こって..
そのためには男子にならないとって思って男子のフリしてました...。
じぇる
じぇる
そんな深い理由があったんや...
ころん
ころん
でも、なんでシェアハウスすることに??
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
き、昨日おばさんが倒れちゃって..
仕送り貰えないからって先生が..


ここまで話しといて..
我慢してた涙が止まらなくなった。

小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
わ、私..
後々のことなんて考えていなくて..
ほんと、ほんとごめんなさい!!


涙を流しながら6人に向かって礼をした。

そして
もう普通の生活には戻れない
そう思ってた。


莉犬
莉犬
ゆうき...
名前、ほんとの名前は??
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
...((グスッ
な、名前...結芽です
莉犬
莉犬
結芽
ここに住んでいいんだよ
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
で、でも...
私女だし
さとみ
さとみ
学校も通っていいよ
ななもり
ななもり
なにも結芽が思い詰めることじゃないから
大丈夫だよ


みんなが優しすぎ...
せっかく泣き止んだのに..
また涙とまらなくなったじゃん

小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
ほ、ほんとに、ありがとうございます


こんな私にも
女子のままでも
無理しなくてもいい
居場所できたよ

すとぷり
すとぷり
結芽は俺たちの家族ッッ!!
るぅと
るぅと
でしょ??


家族...
その響きが良すぎた

私ずっとずっと家族なんて出来ないって、思ってた。
私を迎え入れてくれる家族なんて、いないって思ってた。

でも、いたよ

ここに

最高の









家族が...!!

小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
はい!!ありがとうございます!!((ニコッ


********************

作者
作者
家族っていいですよね。
私も家族いないからすとぷりの家族にして~!笑
すとぷり
すとぷり
かーもんべいびーすとぷり
作者
作者
ちょ、やめて爆笑

え、えっと次回!!
すとぷりの全員には女だとバレたので女として過ごします!!

いよいよ...お出かけですよ((( *´艸`)
すとぷり
すとぷり
おつぷり~!!
作者
作者
ちょ!!あ、おつぷり~!!
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
小鳥遊 結芽 (タカナシ ユメ)
おつぷり~!!

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