第2話

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2023/12/03 06:10

🎤K

ん？…もしかして、





お店のベルが鳴ったことに気がついて、僕は表に出た。

💻K

はぁっ、…体力、、

💻M

…どうして私まで

🎤M

飲むためよ！！

💻M

終わった…





やっぱり…そうだ！

🎤K

ニーゴの僕！！！

💻K

…お前か



うーん、

僕達仲良しすぎる…！！！

🎪K

、、賑やか、…

🎤K

あれ、起きてきた





うるさかったかなぁ…

💻M

ワンダショのKAITO…。いつも嫌な酔い方する人だわ

🎪K

…ごめんね

💻K

！…

🎤K

ｯ、、




笑い方…背筋が凍ったかと思った。
あまりも不気味で優しい笑い方だった。

🎪K

みんな？どうしたの…って、






ﾊﾞﾁﾝ、と…ええ、…ニーゴの僕よ、何している

💻K

座長め…散々迷惑かけやがる、…いつになればその悪癖は治る





そっかぁ……ニーゴの僕はずっと座長の事見てきたからなぁ。その他人を優先して自分を見ない…確かに僕達みんなそうだけど、座長はずば抜けてそうだったから。

🎪K

皆、凄かったんだよ。僕も見惚れてしまうほどの演技力、団結力…そこは僕が割り込んでいいようなものとは思えなかった。







…また、笑った。

こんなこと言っておいて、この人は悲しそうな顔も何もしなかった。笑うことしか出来ないかの様に、なんでも笑った。

🎤M

まぁ…それよりも先に決めなくてはいけない事があるでしょう？

🎤K

え！？なになに！？なにするn…だだだだ…MEIKO！！痛いよ！




どうして急に口を摘んでくるんだよ……僕悲しいなぁ（？）

🎤M

部屋よ！！！！皆どうせここに泊まるんだから…だからと言ってこはね達の邪魔はしてはいけない。だから部屋、決めるわよ





泊まり部屋、…なるほど

💻K

どこでも

🎤M

本当に自分のセカイ放棄するのね……

🎤K

そっかそっか、じゃぁ一緒に寝る？

💻K

お断りだ

🎪K

…。





なにをしても、笑っているだけだった。

💻K

…座長、、お前もなにか言え。

🎪K

…？

💻K

…待たないぞ

🎪K

僕は、…なんでもいいよ。

💻K

はぁ…

💻巡

得意な事は揺さぶる事よ

🎤巡

さっすがニゴルカちゃん〜いぇーい！！

💻巡

ふふ

🎪K

…ニーゴのルカさん

🎤K

ニーゴのルカだぁ〜！！



彼女も、凄かった。
ニーゴのメンバーはいつも凄いんだ。

ニーゴのルカは、絶対に揺さぶる事が出来るんだ

💻巡

わざわざお呼ばれしたのよ、座長さん

🎪K

…そっか

💻巡

あら、…何もやる事が無くなって、目標でも見失った？

🎪K

！……そんなこと

💻巡

座長としてのプライドが欠けてしまったのね

🎪K

違っ…僕、…僕、元のセカイで、その…僕、











思いつかない。まだすることはある。
まだ、座長として出来るんだ……なんて言えなかった

🎪K

…司くん達を今まで支えられたのなら、嬉しいさ。




あれだけの絆なら何があっても大丈夫だ。
最初の頃とは全然違う今

僕の事を必要に思う必要は無いから。
そう考えると、座長としての今までの何かはもう要らない気がした。

🎪K

楽しかったのに、…




はは、と、とりあえず軽く笑った。
泣きたくても泣く気力さえ無かった。座長としての目標も全てが消えたら、全てにおいて意味が無い

🎤巡

ニゴルカちゃん、海鮮丼作った！

🎤K

何故海鮮丼……？

💻巡

美味しそうね。皆で食べましょう、

💻巡

貴方なら分かるでしょう？座長さんの多少の変化くらい

💻K

…







皆でワイワイ、謎の海鮮丼を食べるのを横目に、僕はため息をついた

🎪K

心配かけないように笑ったつもりだけど…下手くそだったな





演技力、どこに行っちゃったんだろ……



司くん達の演技力、凄すぎて……

🎪K

やっぱり自分のは低く見えちゃうなぁ





それが苦な訳じゃないけど

💻K

座長…座長は食えばいい

🎪K

ニーゴの僕は？

💻K

俺はああいう趣味では無い

💻M

…はぁ。

🎤M

あら、どうしたの？

💻M

どうしたもこうしたも……

🎤M

私達も行きましょうよ。ルカが用意してくれたのだから！

💻M

…分かったわ

主

KAITOお兄さんで「明るい曲」でオススメってありますか？

主

意外とダーク系の曲より元気くれる系とか感動系の曲をよく聴くんですよ。

主

オススメあればコメントで教えてください🤲

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第3話 🔔

佐木原いこと

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。