私と君が付き合って、初めての喧嘩は凄く小さい事だったね。
私が一方的に怒っていたのだけれど君は凄く謝っていたね。
喧嘩の発端は一緒に、帰らなかっただけなのに…
君は猪苗代に住んでいる友達と一緒に帰って猪苗代に遊びに行っていたね。
私は別に一緒に、帰る約束してた訳じゃないとおもっていたから、どーでもよくなってしまったけれど、友達にも凄く謝られたのを覚えている。
でも、私は意地張って大丈夫だよと言ってしまった。
君はめちゃめちゃ謝ってくれて、正直可哀想になるぐらいだった。
私はもういいよと言ってLINEをおしまいにしたね。
これから沢山喧嘩するなんて思ってもみなかったね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。