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第11話

_♪_



「……」





『……』














さっきから終始無言で歩いている





部室を出たときに安井先輩に





''こっから自販機までちょっと遠いから''





そう言われたっきり





だからといって話すことがある訳でもないから





どうしても無言になってしまう














「あなたちゃんはさなんでこの高校入ったの?」





『えっ、』










急に先輩が口を開いたと思ったらそんな質問





''貴方を追いかけてきました''





なんて絶対に言えるはずがない












『えっと、私受験ギリギリまで行きたい高校なくて


 そしたら莉子が文化祭行こって誘ってくれて


 この高校に来てここがいいなって思ったから、


 ですかね…、』









別に嘘はついてない




文化祭がきっかけなのはほんとだもん









「え、やっぱり文化祭来てた!?」





『え…?』





「あ、いや、莉子ちゃんささなぴーいるから


 誰か友達と文化祭来るかなって思ってたんだよね…!」





『あ…!そういうこと…!はい…!いました!』









なんかびっくりしたぁ





安井先輩のこと見てたのバレたとか考えちゃった





でも文化祭での先輩の演奏のこと





感想とか伝えたら話できるよね…?









『あの、文化祭の演奏すっごくよかったです…!』





「え、まじ!?」





『はい…!私バンド好きでよく聴いてるんです』





「まじか!え、どのバンドが好きとかある!?」





『○☆△っていうバンドが好きです!』





「まって、俺もそのバンド好きなんだけど、」





『ほんとですか…!?』





「え!やばっ」









話してよかった…、!





まさか好きなバンドが一緒だなんて









「ライブとか行ったことある!?」





『ライブは行ったことないんですよ…


 まわりに好きな人いなくて、』





「そっか…あ!じゃあさ今度一緒に行こうよ!」





『え…!?』





「俺もさメンバー連れてったことあるんだけど


 誰も刺さらなかったみたいで


 自分のバンドでいっぱいらしいわ笑」





『そうなんですか、


 わ、私でよかったら是非お願いします…!』





「おう!じゃあ戻ったら連絡先交換してもいい?」





『はい…!』





「よし!じゃあ早く買ってこっか!」














こんなに話が盛り上がって





ライブも一緒に行けることになって





連絡先も交換することになって





なんか信じられない





けどこれからもっと仲良くなれたらいいな





この後全員分ジュースを買って部室に戻った













「ただいまー」





佑「おかえりー!ありがと!!」





慧「さんきゅー」





美「せんきゅー!!」





莉「ありがとうございます!!」





「おう!あなたちゃん交換しよ!」





『はい!』





佑「え、なになに!?仲良くなった感じ!?」





「まあな」





莉「え、あなた!?ちょっと!!」





『わ…!なに!?』





莉「なにがあったの!?」コソッ





『たまたま趣味があって盛り上がった、みたいな…?』





莉「えええよかったね!!!!」





『うん…!』





莉「この調子で頑張ろ!!」





「あなたちゃーん」





『あ!はい!』









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