第2話

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2019/03/23 07:49
私は石井あなた。銀魂高校という、普通の高校とはボール1個分外れたような高校であるところに通っている。



私はそこの3年Z組。3年生の中では1番荒れてるクラスでモブのようにひっそりと過ごしている。



あ、"過ごしていた"の方が合っているね。





ある日の放課後_____
あなた

ん……?これ誰の?

ちょうど私は部活帰りで忘れ物を思い出し、友達を1階辺りで待たせて1人で教室に来たところだった。
あなた

酢昆布……?なんでこんなところに落ちてんの?

酢昆布は私の椅子の下に落ちていた。
あなた

あ、これってもしかして神楽……ちゃんのかな?
ん、待ってこれ賞味期限今日じゃん。



神楽ちゃんの家はあなたの家からそう遠くはないので、あなたは自分の物と酢昆布を持って教室をでていった。
あなたは友達と別れた後、神楽の家へ向かった。





ピンポーン









神楽
神楽
誰アルか?





案外気だるそうな声だな。



あなた

あ、えっとあの私同じクラスの石井です。
私の椅子の下に酢昆布が落ちてたんですけどあなたのですか?



あ、丁寧語になっちゃった。ま、いっか
神楽
神楽
まじでか?!



1秒もたたないうちに神楽ちゃんはドアを突き破って出てきた。


あなた

あ、はいこれ……。


と言って3箱の酢昆布を差し出す。
神楽
神楽
フォォォォォォォォ!ありがとネ!
私オマエのこと同じクラスで見たことあるネ!
改めてよろしくアルな!

しょっぱなでお前か……。まあ、同じクラスだから見たことくらいあるだろ……。てかどんだけ私影薄いの?
あなた

うん、よろしくね。


















この出来事から私の高校生活が大きく変わるなんて夢にも思っていなかった。

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