第2話

story2
351
2018/10/27 10:12
私
あ〜、遅刻だ!遅刻だぁ〜!!

バンッ
私
イテテテェェ
先輩
先輩
痛ったっ
私
あっ、すみません!
先輩
先輩
もしかして、俺と一緒の高校?
私
〇〇高校です。
先輩
先輩
一緒じゃん。よろしく


ピアスに茶髪、そして制服の着こなし方まで完璧ではなかった。


その人はどちらかといえばヤンキー。不良。と言えば早い分類に入っていた。
私
よろしくお願いします
先輩
先輩
でもさ、俺と同い年ではないよね?
私
はい!今日から〇〇高校の生徒になりました。中村あなたです
先輩
先輩
あなた..かぁ

ふ〜ん
私
お名前聞いてもいいですか?
先輩
先輩
あー、俺は後藤龍斗。高3になった
龍とかなんでもいい
私
じゃあ、龍先輩でもいいですか?
先輩
先輩
おう!
お前ぐらいだな俺のこと名前で呼ぶの
私
そ、そうなんですか?!
じゃあ、遠慮しときます!
先輩
先輩
別にいいし、それより遅刻するけど大丈夫なの?
私
えっ、いま何時ですか?
先輩
先輩
8時29分

登校時間は8時30分までだった
私
終わった。
先輩
先輩
ハッハ そんな落ち込むなって
私
だって、初日ですよ
先輩
先輩
じゃあ、走るぞ
私
えっ?!

2人は猛ダッシュした。

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