みなの者、大事な話がある。

大事な話ぃ？なんですかねぇ…？

…………

なんだろう？

大事な話…ねえ。

何事ですか…？

一体、何が…

嫌な予感しかしない。

実は今、ルビーにルカ、シルヴィア、
リサなどというやつらを追って
もらっている。

えっ…？それなら、秘書の補佐である
私が承ったのに…！

すまない、しかしこの任務は、
ルビーに行ってもらいたかったんだ。

そうだったんですか、そうとは
知らずに無礼をいたし、すみません。

よい。

でもぉ、それまたどうして
追跡なんかしたんです？
そんなにやばいやつらなんですかぁ？

そうだな、以前から怪しいとは
思っていたんだが、ラピスラズリの
行動で確信したため、
ルビーにお願いをしたのだ。

ラピスラズリが何かしたのですか？

独断で彼女らを怪しいと判断した
ラピスラズリが、いずれ邪魔に
なるなら早いうちに消しておこうと
思い、行動したのだ。

そうだったのですか。

ああ。ラピスラズリは読みが
いいのだなと、この出来事で思った。
これからもその能力を活かして行け。

はい、ダイアモンド様。

よし。今ルビーがどんなことを
しているか分かる者はいるか？

ども〜。今からルビーの様子
観察していきま〜す…

ペリドット！良いタイミングで来て
くれたな。助かるよ。

いえいえ〜、コンピューター担当は
私ですから、必要だと思ったら
飛んでいきますよ〜

ありがとう。それで、
ルビーはどうだ？

ん〜なんか、やばいことに
なってるっぽいですね〜

何…！？

(んー…バレたかな？w)

どうやら、バレてしまった
ようですね〜

なんということだ…
まあ、仕方がないな。いきなり
戦いになることは無さそうだし、
よいだろう。

そうですねぇ…

グリジアへ帰るよう、ルビーに
指示をしてくれ。

了解しました〜

｢申し訳ございません、
ダイアモンド様。私としたことが
リサとかいう子供にバレて
しまったようで…｣

ああ、子供か。
子供は勘がいいからな…仕方がない。
もうよいから、グリジア城に帰って
来てくれるか？

｢はい、かしこまりました。｣

よろしい。

ただいま戻りました。
ダイアモンド様、この度は
本当にすみませんでした(´・ω・｀)

もう良いぞ。

ルビー様、ご無事で何よりです！

ありがと、エメラルド！

お帰りなさいませ、ルビー様。

ただいま！アクアマリン！

ルビー、話したいことがある。
準備が出来たら玉座の間に来てくれ。

かしこまりました。