第31話

別れ

2018/12/16 03:49

ルビー

ダイアモンド様、ただ今戻りました！

ダイアモンド

おお、ルビー！
どうだった？幻暴獣は。

ルビー

とても大きくて、強くて、
びっくりしました。でも、
ルカと一緒にいた男が、一撃で
やっつけました。

ダイアモンド

なに…？
一撃、だと？

ルビー

はい。心臓あたりを斧で貫いて。

ダイアモンド

そうか…

ガーネット

ダイアモンド様。
私たちは今回、江良島へ行って、
彼女らに出会って、幻暴獣と
戦って、思いました。
彼女らは、良い人たちなのだと。

ダイアモンド

ほう。

トパーズ

彼女らは敵であるというのに
私たちを守ってくれました

私たちがあちらの立場だったら
どうでしょう

私たちは彼女らを見捨てるはずです

そうは思いませんか

ダイアモンド

なるほど？

オニキス

ここは、警戒心を捨てるべきだと…

ダイアモンド

………………

ダイアモンド

ふむ。そうか。なるほどな。
わかった。一度彼女らに会おう。

ルビー

え！？ダイアモンド様が
直接ですか！？

ダイアモンド

ああ。警戒しなくて良いのなら、
直接会うのも問題なかろう。

オニキス

そ、それは、危険なのでは…

ガーネット

もし裏切りがあったりしたら…

ダイアモンド

ならば君たちは、彼女らを
心の底から信頼しているわけでは
ないのだな？それなら警戒心を
捨てることは不可能だ。

トパーズ

直接でもいいのではないでしょうか

彼女らならきっといきなり攻撃
してくることはないはずです

ルビー

そ、そうよね…

ダイアモンド

本当に信頼しているのであれば、
直接会うことに心配は必要ない
はずだ。

ガーネット

そうですね…

オニキス

そっか…

ダイアモンド

では早速、明日出発しよう。

ペリドット

ど〜も〜

ダイアモンド

ペリドット！いつも来て欲しい
時に来てくれて助かるよ。

ペリドット

いえいえ〜
今あやつらは〜…
新幹線で、お家へ向かっている
ようですね〜

ダイアモンド

そうか、では明日は家にいると
考えれば良さそうだな。

ペリドット

そうなりますね〜

ダイアモンド

ありがとう。またよろしく頼む。

ペリドット

は〜い

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

リサ

( ˘ω˘ )ｽｰｽｰ…

シルヴィア

(うふふ(*´艸`)
リサちゃんの寝顔、可愛いな…♥)

サンダルフォン

_(-ω-`_)⌒)_すやぁ…

メタトロン

((*ﾉｪﾉ)ｷｬｰ!サンちゃん可愛い♥)

ルカ

ねむいです( σω-)

レイン

寝ろ。

ルカ

ふぁい(*´ｰ`*)

ルカ

(-β-)zzz

レイン

(寝るの早っ)

リリー

あと何分で着きますか？

オリヴィア

うむ、あと20分ぐらいだろう。

リリー

ありがとうございます(*´∀`)♪

ソアラ

フィオナさぁん、帰ったら、
また探検しに行きやせんか？

フィオナ

いいわよ！どこに行こうかしら？

ソアラ

うーん…( ˘•ω•˘ ).｡oஇ

ソアラ

御剣洞とか、どうですか？

フィオナ

御剣洞ね！あそこは300年前の
お宝が眠ってるという噂が
あるから、いいと思うわ！！
それじゃ、そこに行きましょうか！

ソアラ

はいぃ！！！

リサ

もう、行っちゃうの…？

リリー

はい、寂しいですが、私達もこうは
していられないんです！
元々お宝を探すためにこの場所へ
やってきたんですから！！

フィオナ

そうよ！でも、あんたたちと
一緒にいられた時間はとっても
素敵で、楽しかったわ！！
またどこかに行きましょう！
バイキング…？とか！w

ソアラ

そっすねー！バイキング
行きてっすwwまた一緒に
遊びましょー！！

ルカ

はい！そうですね！！
バイキング行きましょう！！w
では、また！！！

リサ

ばいばい…(/_;)

レイン

楽しかったぜ、じゃあな！

シルヴィア

また会える日まで！

サンダルフォン

さいなら〜！

メタトロン

またね、なの。

オリヴィア

ありがとうな、またどこかで！

フィオナ

ええ、さようなら！

・・・・・・・。

リサ

行っちゃったね…
これから、どうしよう？

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第32話朔針山

°ʚルカ様ɞ°天使(˙˙ ໒꒱

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。