第32話

30話目
156
2018/11/20 13:43
テヒョン
テヒョン
……a
あなた
あなた
(இдஇ`。)テテ…………
私にとってグクは大切な人だってずっと自分に言ってきた。
テヒョン
テヒョン
うん……
あなた
あなた
でも、大切な人って自分でも分からなくなってきて…
テヒョン
テヒョン
うん。
あなた
あなた
まだ、私には恋が難しいみたい……
テヒョン
テヒョン
……あなたにとっての“大切な人”は、好きって気持ちを隠す為のものなんじゃない?
あなた
あなた
……(´;ω;`)隠す?
テヒョン
テヒョン
そう…ホントは、グクのことがずっと好きだったのに、それを認めたくない自分がいて、好きを隠してたってこと。
あなた
あなた
……もちろんグクのことは好きだけど、それはテテへの好きとは違うの。
テヒョン
テヒョン
だから、グクへの好きが本物だよ。俺への好きは、これも、グクへの好きをごまかすものだった。
あなた
あなた
そんなことない!テテのことホントに好きだった!一緒にいて、楽しかった!
テヒョン
テヒョン
ありがとう。
俺の事を好きなら、グクに気持ち伝えてきな?そうしてくれた方が俺は、スッキリする。
あなた
あなた
……でも、、
テヒョン
テヒョン
怖がっちゃダメ。
いつまでも、自分の気持ちに嘘をついていないで、本当のこと言いな!

俺のことは忘れて、グクのことを考えな!
あなた
あなた
(テテ、無理してる。でも…)
……ありがとう。ごめんっ!



あなたは、走っていった。


はぁ。


なんでだろ。



急に涙が……



これでいいんだ。


あなたside


本当の気持ち……



私はまだよく分かってない。


でも、グクのことが好きなのはそうだと思う。



私は、グクの家へ走った。

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