第24話

隣の席の彼 〜長尾〜
8,025
2019/02/22 09:33





あなた side














わたしには今気になってる人がいる






まだ好きではないんだけど






隣の席の彼。






長尾謙杜くん






まぁめっちゃ人気で






遠い存在的なひと






でも隣の席になって






ちょっとずつ話すようになって






ちょっとだけ仲良くなった









































「ねぇねぇ」






『へ?』






「教科書みしてくれへん?」






『あ、いいよ』






「ありがとう!」






『忘れたん??』






「なくした…笑」






『え、笑』






「やから教科書届くまで見してもらってもいい?」






『全然ええよ!』






「ほんまありがとう!」






(先生) そこ、静かにしなさい






「『すみません。』」






「やば、怒られちゃった笑」






『やね笑』






「やからさ…」






長尾 (これではなそ?)






『え?ノート?あ、』






あなた (いーよ笑)






長尾 (これならばれへんな笑)



































































































なんていってはじまった






ノートでのやりとり






ほんとすっごく楽しくて






でもね、今日で終わりらしい






明日には教科書届くんだって






だから最後。






さみしいなんて言えるわけなくて






また見てるだけに戻るんだよね













































































長尾 (なぁなぁ)






あなた (ん?)






長尾 (ずっと言いたかってんけどさ)






あなた (うん)






長尾 (すき。付き合って?)









『えぇぇええええ!?』






(先生) ん?どうした?







『あ、いやなんもないです』









長尾 (がちやで)






あなた (ならよろしくお願いします!!)










「やったぁぁあああ」






(先生) 長尾どうした?







「あ、なんもないです」






『なにしてんのよ笑』




























































































隣の席の彼と






付き合えることなんてないって






おもってた






こんなことからはじまる恋って






あるんだね。笑

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