あなた side
わたしの学校には
めっちゃかっこよくてやさしくて
みんなから頼られてる
生徒会長がいる
その人はわたしの憧れの人であり
すきなひとでもある
わたしは生徒会にはいってて
なんどか話したことのある人。
でもまぁ遠い存在のひと。
でもそんな先輩も今日で卒業。
今まで何回か告白しようとしてきた
でもできなかったんだよね。。
今日もまたできないのかな。。
「あ、あなたちゃん!」
『末澤先輩!どうしたんですか?』
「最後の仕事頼まれてくれへん?」
『えー、まぁいいですけど笑』
「さんきゅ!」
『で、なにしたらいいんですか?』
「生徒会室の机に置いてある紙取ってきて欲しい!」
『りょーかいです!』
一瞬、告白されるかも!?なんて
期待したわたしをころしたい←←
まぁはよ取りに行かな
えっと紙ってどれや?
……ん?あ、これか
え、なんかメモはってあるんやけどみていいかな?
いいや、見ちゃえ!!←
「俺、あなたちゃんのこと好きみたい
付き合ってくれる??」
……ん?は?え?
「なに変顔しとんの笑」
『え、末澤先輩、えっと、これは?』
「そのまんまの意味ですけど?」
『がちでゆーてます?』
「じょーだんでこんなことしませーん」
『ドッキリですか?』←
「まだ疑うん笑 なら。。」
ギューッ
『…へ?』
「これで信じれますか、笑」
『…信じれます。。』
「お返事の方はどーですか。」
『………ッ//』
言葉では恥ずかしくて言えそうになかったから
思いっきり抱きしめてみた←
「……それ、返事やと思ってええ、?」
『…そーおもってくださいッ//』
「ふはっ、これからもよろしくね?彼女さんっ笑」
最後の仕事
引き受けててよかった。笑
だいすきです、先輩ッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。