あなた side
『なんでッ、?』
「あなた?きて、?」
気がついたら無我夢中で
駿の元に走ってた
(あなたの母) あなた!! なにしてるの?
(あなたの父) はやく戻ってきなさい!!
『……ッ』
(長尾) あの……
『謙杜、?』
(長尾) ちょっとまってください
『え、?』
(あなたの父) 謙杜くん?
(長尾の父) お前、何いって
(長尾) あいつだけなんです。
(長尾の父) え、?
(長尾) あなたを1番幸せにできるはあいつだけ。
俺じゃ無理なんです。
本当は知ってた。気づいてた。
俺じゃないって。
でもあなたを離したくなかった。
ほんとにすきやったから。
でもやっぱりすきなひとには
幸せになってほしい。
だから俺じゃなくて
あなたと道枝の結婚式今からしましょ?
『…謙杜。。』
「長尾。。。」
(長尾) ほら笑って、?はよしよ、?
「うん。!!」
「ありがとう。長尾。」
(長尾) おん。!!
長尾。
ありがとう。
ごめんね、?
わたし幸せになるね。
ほんとに1番すきなひとと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。