〜夏祭り会場〜
あなたside
壱馬と二人で道を歩いてる
手を繋いで
恥ずかしかったけど、
温かい壱馬の手を離したくない
そう思っていた
ストン
近くのベンチに座った
あなたside
どうしちゃったんだろ
壱馬のこと意識してるのかな
壱馬のことばっかり考えちゃって
お腹も何も減らない
なんか気まずい
壱馬side
どうしよ
なんかあなたテンション低いなぁ
なにかしたのかもな
でも俺は今日、あいつに…
よし
あなたが頭を横に振る
壱馬が勢いよくベンチから立ち上がる
壱馬があなたを見つめる
真剣な眼差し
その時、時間が止まった気がした
沈黙を破ったのは
壱馬だった
花火始まってたんだ
知らなかった
私は壱馬のことしか見えてなかった
私も恋をしていいのかな
でも、今日だけはこの思いに素直でいたい
返事はゆっくり考えてからにしよう
今日は壱馬と二人の夏祭り
二度とない今日という日
残りわずかな時間を大切にしたい
ここまで!!
今回は自分で書いててもキュンとしちゃいました笑
本当に言われてみたい😭
皆さんはこんな青春送りましたか?
私はこんな青春記憶にありません笑😭
次回もお楽しみに〜
これからもどうぞよろしくお願いします🙇💓
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。