「皆さん家庭科室に集まって下さい。」
私達は、家庭科室へ向かった。
そんな話をしているうちに、家庭科室に着いた。
家庭科室からは、美味しそうな匂いがする。
見てみると、テーブルの上に、バイキング形式で食べ物が沢山置いてあった。そこには、シチューやカレー、唐揚げやお魚なとが沢山あった。
私は、さりげなく瑠花を敦の隣へ誘導した。
あーあー、二人とも素直じゃないなぁ…w
そんなことを考えていると、どうやら全員揃ったようで、凛花さんが出てきた。
凛花さんが説明し終えると、皆が返事をした。
皆が食べ物を取りに行こうとしていたが、動きを止める。
なるほどー
自己紹介かー、第一印象は大事だからな、頑張らないと!
すると、皆が好きなものを取り始めた。
そして、とりあえず第1弾の食べ物を取り終わったら、皆席に着き、好きなものを食べ始めた。
けれど、自己紹介をしながら食べると凛花さんが言っていたのに、誰も話を切り出す勇気がなく、言い出せなかった。
私は、このままじゃまずいと思い、話を切り出した。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。