ある日…私の目の前から全てが真っ暗になった。
友達も、家族も、クラスメートもそんな私を
癒してくれる人は誰ひとりとしていなかった。
なのに、どうして、?
なんで あいつ だけは、みんなとは違うの?
" 『おい、お前大丈夫か、? 』"
もう人生の半分を諦めてた私に君は
そう、初めて声を掛けてきてくれた。
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私も、君のために…頑張ろうって思った。
君が、あの時、私を救ってくれたように
私も、必ず君を救いたい。
君だと、私が人生で初めて
2人で一緒に生きていきたいって思えた人。
これからもずっと…一緒、だよね、?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!