第34話

ツンデレ . 33

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2018/10/15 09:50

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ある日の依頼の帰り



葵「…あなた」


『ん？』







葵「話あるんだけど、いい？」


『…うん』










正直嫌だった、嫌な予感がして


この関係が終わってしまうんじゃないかって怖くて









葵「俺さ目立つことが好きでスポットライトが当たる場所が好き」


『うん、』







葵「そのせいであなたが恥ずかしい思いしたりしてるの知ってる」


『…』








葵「でもやっぱりこの性格は変わらないし、」


葵「俺はあなたに迷惑かけてるかもしれない」






『そんなことっ…！』










葵「それでも、俺はあなたと居たい」


葵「沢山の人から見られて目立つのも好きだけど俺はあなたがカッコイイって思ってくれるのが一番嬉しい」











葵「言葉は可笑しいかもしれないけど俺のスポットライトはあなたがいい」


『葵…』









葵「だから、その呼び方辞めてって、」

葵「明日から、あなたも葵なんだし、」







え…？


ねえ、それって、


そういう事、なんだよね？




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「葵あなたになってください」





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『はい、』



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第35話あとがき

姫音夢

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。