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「……あ、……おはよ!!」
TH「お!っはよー!!」
うん、元気でなにより……
それより。
「っ、ジミン?」
JM「あぁ、おはよ(^^)」
なんか……いつもと違くない?
「テヒョン来て」
TH「…?うん」
作り笑顔で挨拶だけしてすぐ自分の席へと座ったジミン。
なんかイライラしてるのかな?って思ったけど
やっぱり変だからテヒョンを尋問。
「ねぇ、ジミンどうしたの?」
TH「え?別にどうもしてないと思うけど」
ほんとにこの子たち長い付き合いなの?
ただジミンがテヒョンの面倒見がいいだけ?
全く…、当てにならない。
今日はその後ジミンが話しかけてくることはなかった。
でも私の頭の中はジミンでいっぱいだった。
そうだよね、これジミンのカトクだよね?
なんか普通……?
正直意味がわからなかった。
普段のジミンなら絶対言わないこと。
しかもこういう口調では。
私の知らない誰かが打っているかのようで
新しいジミンを見せられた反面、少し怖かった。
でも確かに、私はジミンのことぬいぐるみみたいな、かわいくて、癒しの存在としか見ていなかった。
でもじっくり見てて気づいたんだよね
ジミンの横顔がすごく綺麗なこと、ああ見えて筋肉質なこと。
でもジョングクのほうが…
って、またこうやってジョングクの事を考える自分が嫌いだ
真剣に考えないと行けないのに。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。