?「ソウル病院です。ジョングクさんの件でお電話しました。今お時間大丈夫でしょうか?」
「あ、えっと、はい」
あのー、
家族とかじゃないんだけどな←
👨⚕️「緊急なんですが、先ほど薬の副作用で暴れ出し、頭を打ってしまいました。今すぐ来ていただけますか??」
「…え、…今すぐ行きます!!」
気づいたら全力で走ってた
そしてタクシーを拾い
「ソウル病院まで、急いでください!、」
何をこんなに心配してるんだ
彼女でもなんでもないのに
あぁ、電話番号はきっとじんくんが病院に教えたんだ
「ありがとうございますっ」
-受付-
「すみません、昨日ここに搬送されてきたチョンジョングクの部屋どこですか!!」
👩⚕️「3階の309号室です」
「はい…ありがとうございます!」
エレベーターのボタンを押したけど
運悪く全然来ない
もういいや、階段の方が早い
階段を駆け上って3Fに。
もし記憶が消えてたら…
どうしよう。
まだ思い出の一つも無いのに
こんなに感情的になって
309号室についた
ガラッ
「ジョングクっ…!!」
JK「あ、あなただ、きてくれたの」
「うぅ…っ」
JK「どした?なんかあったか?」
「頭、打ったんでしょ。」
JK「あぁ、聞いたんだ
薬の副作用で暴れたんだって。寝たからもう治ったよ、大丈夫」
「っ、そっか、よかった…」
うぅ、なんて泣いてら私を
優しくベッドに座りながら包み込んでくれる
ああ、ぎゅーされてるんだ
こんなにも心地いいなんてね。
安心する
彼の胸
耳元で大丈夫だよって
どんどん涙が溢れてくる
.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!