第32話

病院から
296
2018/09/17 06:01
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prrrr...



ん?なにこれ




知らない番号、、





携帯の番号じゃなさそうだ


とりあえず出てみよ





「はい」
?「ソウル病院です。ジョングクさんの件でお電話しました。今お時間大丈夫でしょうか?」


「あ、えっと、はい」



あのー、






家族とかじゃないんだけどな←


👨‍⚕️「緊急なんですが、先ほど薬の副作用で暴れ出し、頭を打ってしまいました。今すぐ来ていただけますか??」



「…え、…今すぐ行きます!!」





気づいたら全力で走ってた



そしてタクシーを拾い




「ソウル病院まで、急いでください!、」






何をこんなに心配してるんだ










彼女でもなんでもないのに






あぁ、電話番号はきっとじんくんが病院に教えたんだ




「ありがとうございますっ」




-受付-


「すみません、昨日ここに搬送されてきたチョンジョングクの部屋どこですか!!」


👩‍⚕️「3階の309号室です」


「はい…ありがとうございます!」





エレベーターのボタンを押したけど






運悪く全然来ない




もういいや、階段の方が早い



階段を駆け上って3Fに。






もし記憶が消えてたら…










どうしよう。





まだ思い出の一つも無いのに





こんなに感情的になって





309号室についた


ガラッ


「ジョングクっ…!!」


JK「あ、あなただ、きてくれたの」


「うぅ…っ」



JK「どした?なんかあったか?」


「頭、打ったんでしょ。」


JK「あぁ、聞いたんだ

薬の副作用で暴れたんだって。寝たからもう治ったよ、大丈夫」




「っ、そっか、よかった…」


うぅ、なんて泣いてら私を




優しくベッドに座りながら包み込んでくれる





ああ、ぎゅーされてるんだ





こんなにも心地いいなんてね。




安心する



彼の胸






耳元で大丈夫だよって







どんどん涙が溢れてくる





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