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第1話

学校にて
2,375
2017/10/30 12:32
お互いの気持ちが通じ合った日、私は一緒に達也さんと寝た。

私はベットの中で達也さんに抱きついた。

きゃー、幸せ。

「何?誘ってるの?」

「えっ!?ち、違いますよ!!」

顔が赤くなっていくのを感じた。

「あはは、かわいー。」

「もうっ、」

達也さんの胸に顔を沈める。

「明日、何曜日だっけ?」

「金曜日です。」

「じゃあ、学校だね。」

と、目覚ましをセットしてくれた。

あっ、そうだ。

美紅に明日報告しなきゃ!

「じゃあ、おやすみ。」

「おやすみなさい。」

私達は、抱き合いながら寝た。






「みくー!!!!」

「あなた、おはよー」

「おはよう!ねぇ、ねぇきいてきいて!!!!!」

「はいはい、聞くから落ち着いて。」

「あのね!達也さんは叔父さんじゃなかったの!」

「…えぇ!?」

理解するまでに少し時間がかかっていた。

「それでね!?色々あって、好きって言ったら俺も好きだよ。って!!!!」

「えええええ!?!?!?!?」

「何その急展開!てか、その“色々”がちょー気になるんだけど!」

「うふふ、でしょ? あのね、、」

私は昨日の放課後からの出来事を美紅に話した。

「うおおおおおおお。なんかキュンキュンじゃん!」

「うん、そうなの!幸せすぎて…!」

「うんうん、幸せそうだよぉ〜」

と美紅がニヤニヤしてきた。

「あ、そうだ。私、達也さんと会ってないよね?」

「あー、まぁ、達也さんは覚えてないよね。」

うんうん。と2人で頷きあう。

「達也さんに会わせて!」

「俺も!!!」

「え?」

美紅と私の声が重なる。

「啓太も?」

と私が言う。

「なんで?」

続いて美紅。

「なんでって、会ってみたいからだよ。」

「え、だからなんで会いたいの?」

「2人が達也さん、達也さんっていうから。」

「うーん、じゃあ達也さんに聞いてみるね。」

「イェーイ!」



早速、達也さんにLINEを入れた。

『お仕事中にごめんなさい。あの、私の親友の美紅と、小学校から一緒の啓太っていう子が、

達也さんに会いたいって言ってるんですけど…。』

1時間目が始まるちょっと前に返信が来た。

『大丈夫だよ。俺もあなたちゃんの友達に会ってみたいし。』

『本当ですか!?』

『うん』

『じゃあ、いつなら大丈夫ですか?』

『実は今日、午前中で仕事が終わるから、今日でも大丈夫だよ。』

『そうなんですか!?わかりました。美紅達に確認してみますね!』

今日は当直だと思ってたからすごく嬉しい。

当直だと、朝行ってらっしゃい。をして、次の日の夕方にやっと会えるから。


「美紅、啓太。」

「んー?」

「なんか、今日珍しく、午前中でお仕事終わりなんだって。だから今日でもいいよ。って」

「おー、私は大丈夫!」

「俺も大丈夫ー!」

『確認しました。今日で大丈夫だそうです。ありがとうございます!』

『いーえ、じゃあ、うちでなにかパーティとかしようか。』

『はい!』

『じゃあ、準備は任せて。何パーティになるかわからないけど、、』

『よろしくお願いします!』


ちょうどチャイムが鳴り、1時間目が始まった。

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