第30話

ソレイユにて
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2017/12/17 09:48
私はその後、少ししてから署を出た。

そのまま、ソレイユへ向かう。

少し早く着いちゃうけど、待ってればいっか。

そう思いながら歩く。

後もう少し〜

あ、そうだ。

さっきのことも美紅に報告しよーっと。

署にいた達也さんを思い出す。

うふふ

「カッコよかったなぁ。」

ポツリと呟く。


「誰が?達也さん?」

「えっ?」

振り向くと美紅がいた。

「美紅〜、びっくりしたじゃん!」

「 あはは、ごめん、ごめん。で?なにがカッコよかったの??」

「えっとね、さっき、達也さんがお弁当忘れて言っちゃたから届けに行ったの!」

「おぉ、それで、それで??」

「そんで、もう、カッコよくて!」

「うぉ〜、達也くん愛されてんなぁ。」

「本当にカッコよかったんだよ!?美紅にも見せたかったぁー!」

「わかった、わかった。落ち着いて。詳しくは入ってから聞くから!」

「うふふ、はーい!」

私は、何を話そうかなぁー。と考えながらソレイユに入った。

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