私達はソレイユに入り、日当たりのいい席へ案内された。
「それでね!?敬礼とかすっごくカッコいいの!」
「はいはい、分かったから落ち着いて!」
美紅は呆れたように言う。
「もう〜、全然分かってないんだからぁ。」
「え〜?」
そういいながら私は達也さんのカッコよさを力説した。
「あははっ、あなたは達也さんの事、本当に好きだなぁ。」
「うふふ、大好き〜」
まぁ、普通、達也さんの前ではこんなに言わないんだけどね。
「あ、そうだ。達也くんとのデートはどーだったの?」
「あー、んー。結果オーライ?」
「え?どう言う事?」
「あのね、水族館で、高校時代の同級生に会ったの。」
「おぉ。達也くんの?」
「そそ、それでね。」
続きを言おうとした時、千紗が言う。
「達也くんの元カノに会ったとか?」
「あ〜、近い?けど、元カノじゃあないな。」
うん、元カノじゃあないって達也さんが言ってたし。
「って事は、達也くんの事が好きとか?」
「正解っ! もう、本当に嫌だったぁー!」
私はテーブルに肘をついて顔を手で覆う。
「おっ、嫉妬したんだ」
美紅はニヤニヤしながら言う。
「しましたよ〜、でも、結果的に達也さんにバレて…」
その後あったことを思い出して、私はニヤつく。
「なになに!?何があった!」
「えっとねー、もう、好き!って気持ちが溢れすぎてやばかった。」
キャー!ってなりながら美紅に言う。
「え?もしかして…!ヤったの??」
「え?」
一瞬何を言われたのかわからなかった。
すると、
「え?」
と、美紅も返して来た。
「ち、違うよ!生々しい話やめてーっ!してないし!
卒業するまで手は出さないからって言ってくれたし!」
「あ、そうなのね。なんとなく話の流れ的にヤったのかと思いまして、、」
「もうっ!」
私は美紅の肩を軽く叩いた。
ーさなからー
1週間ほどお待たせしてごめんなさいっ!!
いつも読んでいただき、ありがとうございます💕
もう少し書くペース上げますっ🔥
頑張るぞー((おーっ👊
と言うことで、これからもよろしくお願いします😘
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!