第19話

謎の血
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2018/02/19 12:08
私は、完全に、安心しきってた。



でも、その時、突然、赤い液体が入ってきた。



私は、何か気になって、近づいた。


それは、私の嫌いな血だった。



でも、何故、血が入ってきたのか不思議だった。


血は、勢いよくどんどん入ってくる。


その時、私は、神様が言っていたここにいては行けない理由が分かった。



それは、お守りがお守りの外の世界で、破れた場合、血が入ってくるからだ。


だから、きっとこの血は、神様と閻魔の血だ。



私が考えていると、血は、容赦なくどんどん入ってきた。



私は、焦った。



だから、何も頭に浮かんでこなかった。



このままじゃ、血でいっぱいになって、息もできなくなってしまう。


私は、そう思った。


対策をしようとしても、周りには、何もなかった。


だから、何も出来なかった。



でも、その時、声がした。



『ここから出て・・・』



私は、神様の声だとすぐに分かった。



だから、周りを見渡した。



どこにも、居なかった。



それに、どこも、出れそうな場所は、無かった。




その時私は、自分の空耳だったかもしれないと思った。



でも、また聞こえた。




『後ろの穴から出なさい』



私は、すぐに後ろを向いた。


今度は、はっきり聞こえた。


だから、私は、探した。



私の後ろは、血だらけで見えなかった。



だから私は、勇気を出して、息を止めて、血の中に潜り込んだ。




入る前、私は、目は、普通に開けれると思ってた。



けど、違った。


目が開けられてなかった。


だから、探す事が出来なかった。



私は、息が耐えきれなくなった。


だから、口を開けてしまった。


その時、血が口の中に、トバッとたくさん入ってきた。


私は、すぐに血から出た。



そして、口の中に入ってきた血を出した。



それは、すごい量だった。




私は、息が何故か上手く出来なかった。


もしかしたら、血のせいかもしれない。


そう思った。


けど、血なら、前も口の中に入っている。



だから、違う。


もしかしたら、神様でも閻魔でも無い血かもしれない。

そう思った。



考えているうちに、息をするのも苦しくなってきた。


それに、どんどん、立つのも辛くなってきた。




だから私は、座り込んでしまった。



そして、いつの間にか、気を失っていた。







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