第37話

協力
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2018/05/09 11:03
私と閻魔二人で戦っても倒せない。







逆にやられらてる。








その時、閻魔が言ってきた。








『無理だ。一旦逃げよう。とりあえず、逃げるすきを作ろう。』





私は、閻魔がこんなこと言うなんて思わなかったから驚いた。







そして、私は言った。







『今はそうするしかないか。でもどうやって逃げるすきを作るの?』







その後、閻魔の口からとんでもない言葉が飛びだしてきた。





『わからん。』








私は、その言葉を聞くとイラついた。




やる気の無さそうな声だった。





私は閻魔に向かってイラつきながら言った。



『この馬鹿者!考えてから言いなさいよ。その間私が主に戦ってるから。一人が・・・‼








そう時、私は閃いた。










『分かった!私が戦ってる。いつまでもつか分からない。だから、結夢と琉を遠くに避難させて。木工室に連れってて。あそこが安全だと思う。あなたもそこに居て。私は、タイミングがあればそっちに行く。遅かったら私は・・・。とりあえず、結夢と琉を必ず守って。私の大切な仲間だから。』







私は、一度、閻魔の近くに行ってから鬼に聞こえないように言った。








閻魔は、『わかったよ!遅かったら、俺も行く。結夢と琉には、バリケードを張ってからな。死ぬなよ。お前を倒すのは俺だから。』と言った。




私は『勿論!死ぬわけないでしょこんな所で!』と言って、鬼の方へ行った。







そして、閻魔と琉と結夢は、いつの間にかもう居なくなっていた。








私は、あんなこと言ったけど、勝てないと分かっていた。








けど、犠牲を増やしたくなかった。






だから、結夢と琉と閻魔は、逃がした。








誰かがおとりにならなければ、逃げるすきなんて作れない。




仲間を殺させたくない。





鬼なんかに。







私よりも少しだけ閻魔の方が強い。








閻魔は、体力なんて無限にあるから。








だから、閻魔の方が琉と結夢をずっと守れる。




閻魔だろうと、酷い扱いはしないはず。




神様だって檻の中にいるだけ。






殺そうとしてないから。






だから、私は、おとりを自分にした。








そして、遂に私は限界を迎えた。







もう無理だ。






そう思って、目を閉じた時、神様が現れた。










私を鬼から守ってくれた。







でも、私は、何で神様がいるのか疑問に思った。






だから、聞いた。








『何でここに来たのですか?』






神様は、鬼の方をみながらも答えてくれた。








『閻魔が檻から出したの私を。そして、私に今の状態の事を話してきたのよ。その後、頼まれた。貴方を助けて欲しいと。閻魔は、言っていた。(今の俺じゃ勝てない)ってね。それよりも、貴方は、休んでいて。回復魔法まだ使えるかしら?』







私は、『はい』と答えた。





その後、言った。





『ありがとうございます!助けに来てくれて』





神様は、私の方を向いて頷いてから鬼の方へ戦いに行った。






私は、回復魔法を使って体力を回復し始めた。












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