第26話

勝負
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2018/03/25 09:27
魔法の練習していくうちに、一々、長い文を言わなくても、魔法が出来るようになった。



だから、最後の部分だけ言う事にした。




すると、前よりもスピードが早くなった。



だから、自信が付いた。



そして思った。



二日後で良かったと。




そして、あっという間に二日が過ぎた。





二日目になった。




私は、図書室で待っていることにした。





でも、中々、来なかった。




その時、神様が現れた。





その時、黒い影が神様の所へ、走って行った。




そして、黒い影が言っていた。




『どうしたんですか?天国は、まだ無事ですか?』





そして、神様が答えた。


『うん。平気よ。だから、さきに、天国に戻って、皆を見ててくれないかしら?私は、この子と一緒に行くわ。』



でも、その時、私は、気づいた。




本物の神様じゃない。



偽物だってことに。






だから、私は、すぐに言った。





『待って!その神様は、偽物!本物じゃない!』






すると、黒い影が言ってきた。




『えっ!でも、神様ですよ?見た目も口調も。』





『そうよ。私は、本物よ。』




神様が言った。




『違う!それは、閻魔だよ。騙されないで!』




私は、言った。





『じゃあ、何処が違うんですか?』




黒い影が言った。





『背中のマークが違う。』




私は、言った。






『見せてください。本物の神様なら、別に見てもいいですよね?』







黒い影が言った。






『チッ!バレたか。どうやってわかった?』




閻魔が言った。




『服の中を見ることが出来る魔法。』




私は、言った。




『はっ!お前、言ってないのに?』




閻魔が言った。




『はい。上達しましたから!心の中で強く思えば、出来るようになりました。あと、全文言わなくても、起動出来ます。だから、諦めてください。もう私の勝ちです。』



私は、言った。


『まだ決まってねぇよ。約束は約束だ。今から、勝負開始だ。手加減はしねぇからな。』






閻魔は、諦めなかった。



だから、私は、戦う事にした。





私の作戦は、心の中で使いたい魔法を強く思って、なんの魔法を使うか分からないようにすることだ。



だから、その作戦通りにやろうとした。




けど、無理だった。



閻魔の動きが速かったから。




間に合わなかった。




だから、私は、作戦を変えた。




口に出すが、最後の部分しか言わない。




そうすれば、素早く動けるような気がしたから。



そして、実践した。




すると、閻魔に魔法が当たった。





だから、私は、嬉しかった。




そして、手加減無しにどんどん魔法を当てていった。


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