第34話

魔女VS鬼
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2018/04/28 07:54
私は、すぐに魔法を起動させようとした。





でも、その時、私はある事に気づいた。






魔法を起動させようとしても、起動させたい魔法を強く思ってしまったら、バレてしまう。




もし、やってみて起動しなかったら、やろうとしてたのがバレてしまって、余計に鬼が怒ってしまう。



そしたら、結夢と琉は、即殺されれるかもしれない。





私はそう思った。





だから、実行しようか迷った。





でも、実行しなくても、琉と結夢は、殺されてしまう。





だから、魔法が起動しなくても、試す価値はあるかもしれない。





そう思った私は、実行しようと決断した。







そして、まずは、起動させる魔法を考える事にした。





私は、鬼の弱点を少しだけ知っていた。





鬼は、水と光に弱い。



私の知ってる弱点は、それだけだった。





だから、水と光の魔法を同時に起動出来たら、ダメージが大きいかもしれない。




でも、同時には、一度もやったことが無かった。






だから、緊張していた。



それに、不安にもなった。






けど、どっちにしろやらなきゃいけない。






だから、私は、光の魔法の中で一番強い光の魔法と水の魔法の中で一番強い水の魔法を同時にやる事にした。








私は、少しの間心を落ち着かせてから、魔法を起動させた。






すると、少しタイミングがずれたけど、光の魔法が起動したあと、すぐに水の魔法も起動した。





私は、起動して、安心した。




そして、その魔法は、鬼に結構効いた。





鬼の唸り声が少しした後に、私は、自分の身体を取り戻すことが出来た。





でも、鬼は、私の身体から出ただけで、まだ生きていた。










そして、私は、すぐに結夢と琉の所へ行った。




そして、回復魔法で治療した。






その後、自分の身体の治療もすぐにした。









体力が凄く消耗していたから。






体力が回復した後、私は鬼の方を見た。







私の予想通りに鬼は、凄く怒っていた。






そして、鬼が私に言ってきた。





『お前も裏切り者だったとはな。なら、三人いっぺんに殺してやる』






そう言うと、鬼がこっちに凄い勢いで来た。





私は、すぐにバリケードの魔法を起動させた。





でも、鬼の力は強くて、すぐ、壊されてしまった。





でも、私は諦めないで、鬼に氷の魔法を当てた。





すると、止まった。





鬼は、氷の中で凍っていて、動けなくなっていた。







すると、私は少し安心した。






でも、また、壊されてしまう。






そう思った。





だから、私たちは、とりあえず、図書室から逃げる事にした。



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