ー先生目線ー
気持ちよさそうに寝てんなぁ。
まぁ、最近忙しかったからしょうがないか。
今日は、うちにきて一緒に夕飯を食べた。
もう、8時半なんだけど。
俺は、もう一度あなたを起こして見る。
寝返りを打った。
…起きねーのかよ。
はぁー、軽いな。
女子ってこんなんなのか?
俺は、そう思いつつ、お姫様抱っこでベッドまで運んだ。
よし。
片付けすっか。
リビングに戻って洗い物をする。
(目線自分になります。)
ーその頃私は…
先生の匂いがする…
私はゆっくりと目を開けた。
あ…私、寝ちゃってたのか…。
先生、運んでくれたんだ。
いつもなら、「あ、嘘!帰んなきゃ!」とか思うんだけど、なんかその時は思わなかった。
私は、布団をぎゅーと抱きしめるような姿勢になった。
先生にぎゅーってしてるみたい。そう思いながら、私はまた眠りについた。
(はい、先生目線に戻りまーす。)
ー先生目線ー
もう9時か。
あなたは、もうこのままでいっか。
でも、なんとなく、様子を見に行ってみる。
ん…?
なんで布団抱いて寝てんだよ。
さみーだろ。
俺は、あなたから布団を引き剥がして、掛けてやった。
すると、あなたがゆっくり目をあけた。
眠そうに目をこすっている。
あなたは手を広げて言う。
俺は、ベッドに腰掛け、逆に来させた。
唸りながら、ノロノロと起き上がり、俺の所に来る。
ちっせーな。
そう思いながら、俺はあなたを抱きしめる。
…可愛い。
自分で思ったのに恥ずかしくなった。
あなたは、俺を巻き込んで倒れる。
あなたは、手を緩めてくれる。
俺は、とりあえずリビングへ行き、電気を消したり暖房を消した。
もしかしたら、もう寝てるかもしれないし。
そう思いながら、俺の部屋を覗く。
起きてた…
俺は、もう一度あなたを抱きしめた。
あなたは嬉しそうに笑う。
そのまましばらく抱き合っていると、あなたが話し始めた。
うわ。
…可愛いかよ。
あー、やば。
俺は、強く抱きしめる。
手を緩める。
それでもあなたは、俺に抱きついたままで、顔を埋めている。
あなたは、上を見上げるようにして俺をみる。
そして俺は、あなたにキスをした。
チュッ
嬉しそうに笑った。
あなたは抱きつきながらバタバタする。
って事は、明日になったらこの事はもう覚えてないな。
切り替え早いな。
俺らは、抱き合いながら眠りについた。
こんな日も悪くないな。
そう思った夜だった。
ーさなからー
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
さなです!
うおおおお、先生が!先生がぁー笑笑
もう、なんかね、書いてて楽しかったですね笑
いつもの先生だったら、クールであんまりこう言う事言わないだろうなぁ。って事も言わせました笑
キュンキュン💗しました??
うふふ〜😏😚
そして…
なんといっても!
記念すべき100話目ですっ!!!!
ありがとうございます💕
あ、本編の方も頑張りますね!
ぜひ、「先生×生徒2」も見てください〜✨
ではでは〜👋
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。