第52話

Chapter 52
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2017/12/29 09:13
千紗はあの後、少し話して帰っていった。

「はぁ、疲れた。」

私は千紗を見送った後、ベッドへダイブする。

今日も色々あったなぁ。

あ、そうだ。

先生に連絡した方が良いのかな?

ふと、時計を見る。

11時か…。

先生、寝てるかな?

一応、LINEをしてみようと、『おーい!』というスタンプを送ってみた。

その後一旦スマホを閉じて、歯を磨いたり、寝る準備をする。

すると、準備が終わった頃、電話が来た。

「もしもし。」

『どうした?』

「あ、えっと、どうしたって言うか、その…千紗に言った。…っていう事を伝えようと思って。」

『あぁ、そうか。どうだった?って聞きたい所だが、もう早く寝ろ。風邪ひいてんだから。

もう、11時だぞ。』

「はぁーい。」

私は眠そうな声で言う。

『あ、明日来れそうか?』

「うん!多分行ける!」

『じゃあ、明日ゆっくり話聞くから。またな。おやすみ。』

「うん、おやすみなさい。」


私は電話を切って、近くの机に置く。

“おやすみ”って言い合えるのっていいよね。

なんだか幸せ。

私はそんな幸せに浸りながら、眠りについた。

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