渚side
今社長室の前にいるの
辞職願を持ってね
僕はただの弱虫だ
でも逃げないとこれから先苦しむことになるかもしれない
だから僕はHey! Say! JUMPという
山田涼介という人から逃げるんだ
誰になんと言われてもいい
馬鹿にされたって構わない
だって皆が言うことは
本当だから
|ω・)و゙ ㌧㌧
ジャニー)はい
渚)僕です
ジャニー)入りたまえ
渚)失礼します
ジャニー)なんだ改まって
Youはそんなキャラだったか?
渚)ジャニー社長。
これ(←辞職願を差し出す
辞めさせてください
ジャニー)なんでまた
渚)ごめんなさい
あんなに良くしてくれたのに
恩を仇で返す真似して
本当にごめんなさい
ジャニー)Youはなんでやめようと思った?
渚)メンバーが
信じられなくなってしまって
そんな事絶対無いと思うんですけどでも!
怖いんです
いつか
ジャニーズを辞めろ
って言われそうな気がして
怖くて
仕事に集中出来ないんです
ジャニー)つまりYouは逃げるんだね
渚)はい
こうしないと
自分が壊れそうで
何もかもが信じられなくなってしまいそうで
ジャニー)Youはまたジャニーズに戻って来たいと思うか?
渚)っ...そりゃ思いますよ
不可能だとわかっていても
思ってしまいます
ジャニー)じゃあ気持ちが落ち着いたら
いつでも戻って来い
Meは待ってるから
いつでもWelcomeだよ?
渚)はい...ぐすっ
ジャニー)取り敢えず
Youは活動休止にしておくから
渚)っぐすっ、は、い...
ありがとう、ござ、いますっ、ぐすっ
ジャニー)早く戻って来なよ?
渚)はい!っ
ジャニー)それでYouはこれから何処に行くんだね?
渚)取り敢えず世界を旅してみようと思います
ジャニー)そうか
写真とかおくれよ?笑
渚)はい笑
ジャニー)ファイト、あなた
渚)...はい
では
失礼します
バタン
これでいいんだ
10周年には帰ってきたいなぁ
なんて笑
(※今は7周年という事にして下さい)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。