- - - - 次の日 - - - -
今日は山道の散策。桜の綺麗な季節だからすごく綺麗なはずだ。
「てか今日午後から雨らしいよ?あなた、私から離れないでよね!」
『わかってるよゆりちゃん!離れるわけないじゃん!』
......
『ここどこー!!』
フラグを立てるのがうますぎるよ私...。
完全に迷いました。
ゆりちゃんも太陽も連絡繋がらないし...ていうかその2人しか連絡先知らないし!
ポツポツ☂️
うわ、雨!?
歩きすぎて痛んだ足で、私は必死に木陰に向かった。
なんで私2人の連絡先しか知らなかったんだろう。
コミュ障最悪。
こんな時に。高塚先生来てくれたりしないかな...
「おい!!」
えっ...?ほんとに来た...?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。