あ、そうだ。
私は、先生に言うことがあると思い出して、先生の部屋に行く。
ガチャ
…バタンッ
え、先生って運動してるの??
ジム行ってるとか?
いや、でも、そんな話聞いてないし…。
っていうか、っていうか!!!
腹筋割れてた…
腕にも筋肉ついてて…
え、もうなんかやばいし…。
イケメン過ぎた…。
私がリビングにう戻ろうとすると呼び止められた。
私は、言われた通りに先生の部屋に入る。
ガチャ
ちょっと、まだ着替えてるかなぁ。なんて期待してたんだけど…
もう着替え終わってたや。
どういう事?
私は強く言う。
もしそんな事があれば、今までで積み重ねてきたものが台無しになる。
私は笑ってみた。
それから先生は、少し考えてから頷く。
ピンポーン
私は、インターホンへ走る。
お、やっぱりだ。
インターホンに青木先生が映る。
な、なんか、楽しそうに手振ってる…
これ押せば開くんだよね。
お、開いた。
それから私達は、青木先生が来る!となり、急いで最後の準備を始めた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。