第7話

誕生日会6
3,530
2018/01/27 04:06
あ、そうだ。


私は、先生に言うことがあると思い出して、先生の部屋に行く。
あなた

先生ー?開けるよー?

先生
んー?
ガチャ




…バタンッ
あなた

ご、ごめん!
着替えてたね。

先生
あー、別にいい。
え、先生って運動してるの??

ジム行ってるとか?

いや、でも、そんな話聞いてないし…。


っていうか、っていうか!!!



腹筋割れてた…


腕にも筋肉ついてて…


え、もうなんかやばいし…。


イケメン過ぎた…。
先生
で、どーした。
あなた

あ、!え、えっとね!!
リビングに散らかってたプリントさ、全部先生の机の上にあるからねー

先生
あー、分かった。
サンキュ。
あなた

はーい

先生
あ、あなたー?
私がリビングにう戻ろうとすると呼び止められた。
あなた

なぁーに?

先生
ちょっとこっち来て。
私は、言われた通りに先生の部屋に入る。
ガチャ


ちょっと、まだ着替えてるかなぁ。なんて期待してたんだけど…

もう着替え終わってたや。
あなた

どーしたの??

先生
あのさ、木村が…その。なんだ。
あなた

ん?陸?
あぁ、あの事?
やっぱり言わないほうがいいとか?

先生
…木村がお前の事を好きって可能性はないのか?
あなた

え?

どういう事?
先生
無いのか?
あなた

えっと…分かんないけど、告白されたりとかはしてない。

先生
んー、じゃあ。まぁいいか。
あなた

なんで??

先生
いや、なんか、幼馴染だとずっと前から好きなやつとかいるじゃん。
例えば、木村がそうだったとする。
ずっと、好きだったのに、よりによって担任の先生だしそれを弱みに…
あなた

それはないよ。

先生
なんで言い切れるんだよ。
あなた

陸はそんな事しない。
私は陸を信じる。

私は強く言う。


もしそんな事があれば、今までで積み重ねてきたものが台無しになる。
あなた

例え、もし、私の事が好きだとしても、脅すようなことは絶対しない。
正々堂々来るはず。
来ないなら、彼氏候補から落選確定だよ。

私は笑ってみた。


それから先生は、少し考えてから頷く。
先生
分かった。
じゃあ、言うか。
あなた

うん、お願い。
あ、言う時は私がいる時にしてね!

ピンポーン
あなた

あっ、青木先生来たかな。
開けてあげなきゃ!

私は、インターホンへ走る。


お、やっぱりだ。

インターホンに青木先生が映る。

な、なんか、楽しそうに手振ってる…



これ押せば開くんだよね。

お、開いた。
それから私達は、青木先生が来る!となり、急いで最後の準備を始めた。

プリ小説オーディオドラマ