そのあと、少ししてから先生が起きた。
送ってくれるという事で家を出て、私達は車に乗り込む。
今日、楽しかったね〜
青木先生も喜んでくれたし!
そうだな。
っていうかさ、青木先生とは本当に同僚なの?
なんか、結構仲良いじゃん?
本当は、中学、高校が同じ。
えぇ!そーなの!?
なんだぁ、早く言ってよ〜
別に隠してたわけじゃねーし。
それに、同僚ってのも嘘じゃない。
本当のこと言ってるけど、なんかイラっとくるね。
なんでだよ。
いや、なんでもないです。。
あー、なんかヤバい。
テンションがおかしくなってる…。
この沈黙も嫌だ。
何か話していないと…
そういえばさ!
あのキーケースどこで買ったの??
先生にしてはセンス良かったと思う!!
え、ネット。
ランキング一位だったから。
あ、そうなんだ〜
へぇー…
…まさかネットとは。
しかもランキング1位って、そりゃ良いものだよね。
あ、そうだ。
ねぇ!
今日、ご飯美味しかった?
うん、いつも通り。
いつも通りかぁー
まぁ、いつも美味しいって事だよね!
あ、そういえば、せん…
どうした?
え?
先生は、私の言葉を遮っていう。
どうした、何かあったか?
な、なんで…?
…さすが先生。
私のエスパーだね。
少しの変化でも気づいてくれて嬉しいよ。
でも、今回は…なんか言えない。
まだ私は踏み込んじゃいけない気がするの。
ごめんね、
なんかあなた変だろ。
大和になんか言われたか?
それか木村か?
何にもないよ?
いつも通りだけど。
そういう私をチラッと見て、前を向く先生。
でも、納得してないって顔してる。
大丈夫だよ、なんかあったらちゃんと言うから。
わかった。
それからの沈黙も嫌だったけど、何も話さなかった。
家に着いた私は、車を降りて先生を見送り、家に入った。
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