第36話

千紗の家へ
3,391
2018/03/17 23:19
千紗
あなた!
私は声をかけられ振り向く。
あなた

千紗…

私は千紗に抱きつく。
千紗
どーしたの。何があった?
あなた

先生を傷つけた。

千紗
うん。
あなた

先生にひどいこと言った。

千紗
うん。
あなた

先生に嫌われた。

千紗
…それは先生が言ったの?
あなた

ううん、言ってないけど……

千紗
じゃあ、大丈夫だよ。
それは私が保証する。
あなた

…。

千紗
これからどーする?
おうち帰る?
あなた

帰れないの。鍵がなくて。
そのまま出てきたから、何にも持ってないの…

千紗
おぉ! ちょうどいいじゃん!
うち来るよね?
そしたら、そばに居てあげられるし、いっぱい話聞くから。ね?
あなた

ちさぁ…
ありがとう。行く…

千紗は、よしよしと頭を撫でてくれた。


それから少しして、私達は千紗の家へ向かった。
千紗
ただいま〜
千紗ママ
あら、いらっしゃい!
あなたちゃん、久しぶりね〜
あなた

お久しぶりです。
お邪魔します。

千紗ママ
どーぞー。
あなた

急に来てごめんなさい…。

千紗ママ
いーのいーの!
くつろいでって〜
あなた

ありがとうございます。

千紗
んじゃ、部屋行こう。
あ、お風呂は入ってるよね。
それ先生の?
あなた

うん…
でもなんか…先生の匂いがするんだよ。


なんか…先生に包まれてるみたいで……
千紗
そっか。
じゃあ、私のに着替える?
貸すよ?
あなた

うん…。そうしようかな。

千紗
いいんじゃない?
もし、先生不足になったら。匂いが嗅ぎな〜
私は、思わず笑ってしまう。
あなた

ははっ、完全に変態じゃん!

千紗
やっと笑ったね。
あなた

えっ?

千紗
もぉ〜!
あなたは笑ってる方が可愛いんだから!
あなた

あぁー、もう千紗、最高!
大好き!!

千紗
ふふっ、私もあなた好き〜!
んじゃ、話す?
あなた

話す〜

それから私達は、寝る準備をして、千紗の部屋に向かった。


ーひとことー

昨日あげようと思ってたのに、遅れてすいません😓

先生との関係は、どーなるんでしょう…。

早く良くなってほしいなぁ。

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