那須side
最近俺の龍我がスマホ見ながらニヤニヤしてます。
『りゅーが何みてんの?』
佐「那須勝手に見ないで!」
俺の龍我に…
ついに反抗期が…
プルルルルル プルルルルル🎶
佐「ごめん 俺だ」
ほんとはダメだけど…
ダメなのはわかってるよ!!でも聞きたいよね!
絶対トークしてた子だよ!気になるにきまってんじゃーん!
佐「もしもし?あなた?今ちょうど休憩だった!」
あなたちゃん?聞いたこともないんだけど…
佐「また連絡するねー!バイバーイ!」
やべっ!りゅーが戻ってくる!
佐「那須!」
『なに?どーした?』
明らかに怒ってる💦
佐「聞いてたでしょ」
『なにが?』
佐「電話!!聞いてたでしょ!」
『だってりゅーがが構ってくれないから笑』
佐「もう那須きらい。」
『ごめん。ごめんね!』
佐「いいけど…」
『でもあなたちゃんって誰?』
佐「しっかり聞いてるじゃん!」
『だれ?彼女??』
佐「うん。」
『マジで!どんな子?!』
佐「芸能活動してる。モデルと歌うの…」
『へぇー』
マジかよ!彼女いたの全然知らなかった…
しかもモデルって絶対可愛いじゃん!
『今度合わせてよ』
佐「考えとく…」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!