第34話

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2024/05/15 14:58
🥹💞






あなたside
何回とんだのだろうか。「ちょっと」跳んでくんないレベルではなく、とてもハードな練習。
木兎光太郎
もういっぽーん!!!!!
あなた
(ストレートか…!?)
木兎光太郎
ッ!!✨
あなた
あっ、!!
木兎光太郎
っしゃあ!
現バレー部員と俺ではやっぱり差が大きすぎるよね…
赤葦京治
1枚ブロックに勝っただけですよ
木兎光太郎
うっせーな!!
黒尾鉄朗
じゃあ2枚でどーだ
あなた
(2枚なら俺も…)
鉄郎が来てくれて心強い。絶対止めてやる…
木兎光太郎
2枚ブロック上等ー!!
流石って感じだ(汗
黒尾鉄朗
あなたはストレートをキッチリしめとけよ!
あなた
了解、
京治くんがトスをあげて木兎がスパイクを打とうとしている。
あなた
(あ、今目が鉄郎の空いてる方に!!)
その瞬間、「バァン」という音が鳴った。鉄郎がブロックしたのだ
黒尾鉄朗
ウェーイ(笑
あなた
鉄郎ないすー!!(ニコ
木兎光太郎
くっそ!!
俺も、止めたい……
黒尾鉄朗
あなたは読みはいいんだよな。
木兎光太郎
うーん、やっぱイケメンくんさ、弱々しいんだよなブロックが。ガッて止めないと!!ガッと!
あなた
(よわ、よわしい…(泣))
黒尾鉄朗
確かにな、そこ意識してもっかいやっぞー
黒尾鉄朗
あ、あとあなたこれ
あなた
冷たっ
黒尾鉄朗
疲れたろ、1回休むか??
赤葦京治
黒尾さん彼氏気取りですか??
黒尾鉄朗
ちっげーよ!気遣いだ
鉄郎は俺に冷たいスポドリを俺の頬に当て、あげると言った。やっぱどこまでも優男だねこの人は……あ、そういえば
あなた
鉄郎って彼女いないの??
黒尾鉄朗
ん゛!?
鉄郎が飲んでいたスポドリを吹き出しそうにしていた。え、聞いただけなんだけど笑
黒尾鉄朗
ゴホッゴホ…
赤葦京治
動揺しすぎですよ、あとあなたさん、この人はモテないんでそもそもいないと思いますよ
黒尾鉄朗
そんなこというんじゃねーよ!!
あなた
あ、そ、そうなの??てっきりモテモテかと思って…こんな優しいのに、みんな勿体ないねー
黒尾鉄朗
…///(決めたわ。俺、こいつと結婚する)
木兎光太郎
黒尾君ってあなたのことが好きなんじゃねーの??
黒尾鉄朗
おいいいー!?!?
木兎がそういった時鉄郎は慌てて口を塞いでいた。不思議だな
赤葦京治
木兎さん…!!
木兎光太郎
……な、なんかまずいこと言ったか??
赤葦京治
木兎、後で話したいことがあるんですけど(ニコ
あなた
俺は鉄郎のこと好きだよ
赤葦京治
ッ!!!
黒尾鉄朗
あなたサン!?
黒尾鉄朗
それは、どういう意味の……
あなた
え、どういうって……幼なじみとして特別ー…的な??笑
黒尾鉄朗
(ああなんだ、可愛いだけか)
赤葦京治
(黒尾さんにこんな可愛らしい幼なじみがいるなんて……)
木兎光太郎
(俺、まずかったかなぁ……)
この後練習は再開し、木兎のスパイクもだんだん取れるようになってきていた。やっぱり出来るって楽しいと身に染みて感じた








⤿
余談ですが5/14の昨日、主の誕生日なんです🖐🏻🤍
あと何故こんなにも更新が遅かったのかと言うと、忙しかったのとこれを書くために必要な10巻をなくしてしまってたからです🥹(iiwake)

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