第3話

Episode3
374
2018/11/06 11:54
朝、俺は目を覚ますと朝ごはんの用意をする。



食べ終わると素早く準備を終わらせ、あと1年しか居られない高校へ足を運ぶ

ジン
ジン
行ってきます
誰もいない家に向かって独り言のように呟くと、イヤホンを付け学校に向かう
校門をくぐるとわいわいと騒ぐ生徒がクラス表を見ている



今日は始業式



俺もクラス表を見に行く



あ、あったあった、3組か。))


一通り目を通して教室に向かおうとした

ん、?どうして先輩の名前が…?))


3組のクラス表に目を通していると去年卒業したはずの先輩の名前が載っている

そう言えば2年生の後半くらいから先輩のこと見かけてないな))

まぁとりあえず教室に入ろう、


教室に入るともうグループを作って話し込んでいる


ユンギ
ユンギ
よッ
ジン
ジン
あぁ、ユンギ
おはよー
ユンギ
ユンギ
なぁ聞いたか?
あなた先輩っていただろ?あの美人で有名のさー、あなた先輩、理由はわかんねぇーけど凄い大怪我して1年入院してたんだって
ユンギ
ユンギ
だから1年間学校通えなくて留年らしいぞ
ジン
ジン
あ、だからクラス表に名前あったんだ
ユンギ
ユンギ
そうそう、まさか同じクラスだとはな!
男子達もあの高嶺の花と同じクラスなんてってテンションMAXだぞ
ジン
ジン
へ、へーそうなんだ。
平然を装ってるけど、内心すごく嬉しい。

だって俺、ずっと片想いしてたから。




あなた先輩はとても人気な先輩で、すごく美人ですごく可愛くて、、


美人で可愛いってずるいと思うんだよなぁ

プリ小説オーディオドラマ