朝、俺は目を覚ますと朝ごはんの用意をする。
食べ終わると素早く準備を終わらせ、あと1年しか居られない高校へ足を運ぶ
誰もいない家に向かって独り言のように呟くと、イヤホンを付け学校に向かう
校門をくぐるとわいわいと騒ぐ生徒がクラス表を見ている
今日は始業式
俺もクラス表を見に行く
あ、あったあった、3組か。))
一通り目を通して教室に向かおうとした
ん、?どうして先輩の名前が…?))
3組のクラス表に目を通していると去年卒業したはずの先輩の名前が載っている
そう言えば2年生の後半くらいから先輩のこと見かけてないな))
まぁとりあえず教室に入ろう、
教室に入るともうグループを作って話し込んでいる
平然を装ってるけど、内心すごく嬉しい。
だって俺、ずっと片想いしてたから。
あなた先輩はとても人気な先輩で、すごく美人ですごく可愛くて、、
美人で可愛いってずるいと思うんだよなぁ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!