よしっ、次は涼くんのところ行かなくちゃ
ピンポーン
はーい
涼くんこれ!えーと、あのバイトの先輩、からもらったの。
ありがとっ
それね、その先輩の手作りのアップルパイなんだ~
えっ先輩の手作りなの?お菓子作り得意な男子なのか~
そうなのかな?でも、多分そう笑
これめっちゃ美味しかったの!
あなたの作ったのより美味しすぎて…笑笑
なんか男子に負けた~って感じ笑笑
そんなことないでしょ?あなたのだって美味しいじゃん!!
ギュッ
あなたside
朝とはまた違う、このドキドキ…なんだろう…??
なんか、暖かい…
瑞稀side
さっき、涼もこんな感じで見てたのかな~窓から。
普通に見える。窓開けてるから、声、聞こえるし…。
もう、無理、だよね…
あなたは涼のこと、好きだし…
あの時、もし、俺が、あなたのことを抱き締めてたら…少しは、変わったのかな…??
ってないない、絶対にない!
あなたは涼一途だもん!
でも、あなたのこと好きなのって涼以外にもいるのかな…?
ちょっと気になったことがある、、、あの…紫耀くんって、もしかしてだけど、あなたのこと、気になってるのかな?
わかんないけど。。。
じゃあ、また明日ね!(^o^)/~~
うん!また明日~バイバイ(*^¬^*)/~
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!