第23話

過去編 勝利Side
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2018/10/03 13:49
あなたのことがあってから約1年

その一年の間に俺らは有難くSexy Zoneというグループでデビューした

本当に嬉しかった

あなたと一緒にデビュー出来たんだもん

けどね、俺らの初めてのコンサートであなたが狂ったんだ




あなた「あぁー!もう1回!」

「気合入ってるね笑」

あなた「当たり前!」

マリ「疲れてきたー…」

健人「お、俺も…」

あなた「おい最年長笑」

風磨「体力バカなんだよ!
お前が!笑」

あなた「やめて!w」

聡「ボクは付き合うよ!」

「俺も付き合うし」

初めてのコンサートのリハはかなり上手くいっていた

けどあなたは納得しかないらしくて何回も練習

まぁ明日に迫ってるもんね

健人「よし、やるか!」

風磨「明日だもんな!
もう1回ここやらせてください!」

スタッフ「了解!
じゃあ行くよー!」

スタッフさんも俺らにすごい協力的でリハは時間の許す限り行われた

健人「お疲れ様でした!
今日は本当にありがとうございました!
明日からのライブも、よろしくお願いします!!」

全員「お願いします!!」

スタッフ「こちらこそ!」

マネ「集合!
今からホテル行くから準備して」

あなた「部屋割りはー?」

マリ「ボク聡ちゃん!」

聡「マリ〜!」

マネ「はいはい笑
あなた…どうする?」

あなた「あー…
みんなで寝ない…?笑」

「えっ…」

健人「…俺ら健全の男子いるからさ」

風磨「それはやめようぜ」

あなた「あ、はい…
3つの部屋あるんだよね?」

「だったら勝利と2人で寝る」

マネ「了解
じゃあ準備ね!」

「はーい」

あなたとか〜

どんな話しようかな〜

なんて考えながら帰る準備をしているとみんな支度が終わってて焦った笑

「お待たせ…笑」

あなた「遅いー!!」

「るさいなー
すみませんねー!」

あなた「あ!勝利が怒った!笑
これ明日のMCに使う!!笑」

マネ「はいはい
乗れよー」

「はーい」

車の中では聡とマリはぐっすり

俺とあなたはずっと喋っててって言うかじゃれ合っていて、風磨君と健人君は二人でやる曲の最終確認をしていたんだよね

あー懐かしいな笑

マネ「寝てるやつ起きろー」

あなた「あ、いいよ
起こさなくて
部屋まで運ぶから」

マネ「え、けど」

あなた「こんなぐっすり寝てるのに起こしたら可哀想でしょ〜
私マリウス運ぶから勝利は聡運んで?」

「え、俺なの…」

あなた「だって風磨君と健人君なんか真剣だし」

風磨「俺らを仲間外れにすんな笑
俺ら運ぶからいいよ
俺らの荷物持って」

「あ、ありがとう」

あなた「じゃ、行こっか!」

なんかこの時のあなたは以上にテンション高かったんだよね

なんでかはこの後わかるんだけど…

すっごいテンション高くて俺ついて行くの大変だったの覚えてるな

あなた「ふぅー…
疲れた…」

「お風呂入ってきちゃいなよ
俺その間外にいるから」

あなた「そーだね〜」

あなたがお風呂にいる間俺は自販機があるところでひと休憩してたんだよね

そしたらさ

男「君一人?」

「え、あ…いや…」

男「こんな所にいると連れて行かれちゃうよ?」

「も、戻るんで!」

ガシッ

男「可愛い顔してるね

なんて名前なの?」

「は、離して!」

男「まぁまぁ
いいじゃん
おじさんと遊ぼ」

「やだ!
辞めて!」

?「勝利!!!!」

男「チッ」

俺が知らないおじさんに腕を掴まれてどっか連れていからそうになった時、助けてくれたのは風磨君だったんだ

風磨「お前、平気!?」

「あ、う、うん…
あの、ありがとう…」

風磨「はぁ…
心配させんなよ…
声が聞こえたと思ったら勝利だから…」

「ごめんなさい…」

風磨「大丈夫?
なんかされてない?」

「うん…
大丈夫」

風磨「そっ…
ならもう部屋もどれ?」

「あー…
今あなたお風呂入ってて…」

風磨「じゃあ俺らの部屋で待っとけよ」

「いいの…?」

風磨「たりめーだろ?
ほら、おいで?」

「ありがとう…」

このあとね、風磨君と健人君の部屋に行ってたくさん話してあなたから出たって連絡あったから戻ったの

そしたら、不機嫌でさ笑

何話してたのー
ずるいー
私も一緒にはなしたかったー

ってずーっと言ってるの笑

もう可愛くてさ笑

でもそんなの笑顔は明日で終わるんだけどね…

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