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今日はオフ 。ガチのオフ 。オフすぎてすることが
なっしんぐとぅー … って古いな ( )
どうせキンプリさんたちはライブの支度でも
してるんでしょうか〜楽しそうで何よりですな〜 ←
わたしは何しようかなあなんてゴロゴロ
してると 、ブブッとスマホが振動した 。
よし 。わたしは何も見ていない ←
… いやいや 、は?何言ってんのこいつ?( )
ちっ 、、、、←
地味にこいつ耳いいんだよな 。
うわもうなに最悪なんだけど 。
まさか … と思ってベランダから覗くと
見たことのあるサングラスをつけ
見たことのある髪型の人物が一人 。
……… めんどっっっくせーーーーー 、、、←
なんなの???なんなのこいつ 。
意味わかんないよ 。ほんとウザイ 。
絶対絶対行ってやんないし 。
… 数時間経ってもずっとそこにいた 。
そのまた数時間後とうとう雨が降り出した 。
『 ……… ほんとにお前ウザイ 』
神宮寺「 …… ははっ 、笑
ごめんそれがチャラ宮寺だっ 、くしゅっん!」
『 ったく 、、、、早く来てよ 』
神宮寺「 … っ 、え ?」
『 は?このままじゃ風邪引くでしょバカ 』
神宮寺「 … そーゆー強引なところほんと好き 」
『 知らねえよばか 』
イラついてるはずなのに 。ムカつくのに 。
風邪引かせたくないって思うのはきっと 、
心のどこかではデビューを応援してたから 。
神宮寺「 変わんねえなーいつもと 」
『 当たり前でしょ 。はいコーヒー 』
神宮寺「 っしゃあ!!!あなた家の
コーヒー美味いんだよな〜 ❤︎ 」
なんて言いながらニコニコ飲む神宮寺 。
ちょうど兄の服がダボダボで萌え袖状態 。
ほんとウザイあんたなんか嫌い 。
その笑顔も大っ嫌い 。気持ち悪い 。
『 何の用?早く帰って 』
神宮寺「 えーいいじゃん 」
『 良くない 。なにデビューのこと?
気にしてないし話したくもない 』
神宮寺「 あなた 、」
『 嫌味?俺らデビューした!って?
ああ良かったですね 。それがなんですか?』
神宮寺「 あなた !」
『 嫌い嫌い大っ嫌い!!!!
みんな同情しては離れてく!!!
もう誰も信じたくないの!!!!』
神宮寺「 あなた!!聞けって!」
『 ごめん今日は帰って傘貸すし 』
神宮寺「 …… 分かった 。急に押しかけてごめん 」
神宮寺に傘を貸して帰らせてベットにダイブした 。
ほんとに嫌いなのは … 、
デビュー出来ない自分自身 。
それを他に当たってしまう自分が大っ嫌い 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!