「 思 い 立 っ た ら す ぐ 行 動 。」
そんな彼をいじめてやろうと思って。
pm20:30
どんな顔するんだろう
彼の顔がさっきより明るくなる
絶対我慢できなくなるんだから。
先にお風呂に入っている彼の声は
とても嬉しそう。
ガラガラガラッ
チャプンッ
彼と隣り合わせになって
お風呂につかる
これから作戦開始。
私は彼に全体重を預けた。
色んなモノが密着するまで。
私の腰に手をまわし、
もっとくっつくように
抱きしめられる。
私の顔を近づけて
キスをしようとする。
私は手で口を隠した。
寂しそうな彼がだんだん面白くなって。
そしたら
上目遣いで
お風呂の中。
彼と向かい合わせになり、
彼の耳を舐めた。
どんどん大きくなる
彼のモノを掴んで
激しく握ったりした。
彼の声が大きくなる。
エコーがかかったみたいに
風呂場に響く。
浴槽から出て
シャワーをしようとすると
彼も浴槽から出た
だめだった。
我慢できないみたいね。
浴槽の外。
冷たいタイルに腰を下ろし
彼のモノが私の中に入る。
バシャ
洗面器ですくったお湯を私たちにかけて
激しく動き始める
お湯と愛液が混ざり
2人の音がより響いている。
彼と繋がったまま、
タイルは冷たくて、寒かったのに
今は息が切れるほど熱い、、、。
思 い 立 っ た ら す ぐ 行 動 。
彼の大切なことらしい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。