私は帰宅部。
家に帰っても勉強しないから、
図書室で勉強をして帰る。
そこでいつも見る顔。
私の目の前にいつも座る人。
先輩かなぁ
綺麗な顔。
優しそうな目、でもどこか違う。
今日は数学の勉強
目の前の人は、本を読んでいる。
わからなくて、机の下で
足をバタバタさせてた
バンッ
あたってしまった、、、
優しい人でよかった
すると彼は席を離れて、
10分程してから、また戻ってきた
だからって、目の前じゃなくて
隣に座りますか?
少し緊張してきた。
おかしいな、ドキドキしてる
ばれた?
この笑い方はなんだろうか、
これから、いじわるをしそうな笑顔。
当たり。
気づけば、彼が足を絡めていた。
だ、だ、だ、大歓迎
私は狂っている。
私はほんとに好きかもわからない
またバレた。
今日は一緒に帰りませんか?って言いたい
こうゆうときに限って、バレてくれない。
これはバレたじゃなくて、
彼の本心ってことでいいよね?
彼のちょっと強引な性格、、、
嫌いではない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。