あの時から、隼の話になると険悪になる。
そして文化祭当日。
わたしは隼のクラスを探す
あの日からずっと呼び捨てで呼ばれてる
隼はタキシードを着てた。
そういって、夏恋をみる隼。
なんだかモヤっとした。
これが嫉妬、かぁ、。
そっちこそ、隣の人誰?
そっちから自己紹介をしてくれた。
隼に話しかける。でも目を合わせないし、敬語も使わないし、変。
夏恋の様子がおかしい…
もしかして、夏恋、
ひとめぼれ
返事はもちろんOKだった。
あの日からずっと、ふたりは手を繋ぐ。
キスした。
もうやりかたは隼くんのおかげで慣れた。
必死でキスして、上着を脱いだ
今度はわたしが隼の上にいる状態。
最初のときみたいに、聞く
ふたりは、重なった
このとき誰かが見ているなんて、知らなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。