第34話

遊園地⑥
1,217
2018/08/27 12:52
そして、










隼の、










手が
















私の首筋にあたる。











そして、














私の体をなぞるように











だんだん下に、












伸びていく。












杏奈
っねぇ、ちょっと、はや、と?
…やめる?続ける?どっち?
杏奈
ここじゃあ、さすがに…
そう、じゃあ後で、続き、ね?
杏奈
…っうん








相変わらず私達の前の方は騒がしいけど、



私達の方は静かだった。











お化け屋敷からでると、
裕太
おひるたべよ!おれ腹減ったー
夏恋
そうだね。そうしよ!
亜嵐
じゃぁー、おれ、買ってきます!
え、いいんすか?あざっす!
玲於
え、おごり?おごりっすか?
亜嵐
ん?いや、俺は
裕太
いぇーい!じゃあ俺はー
亜嵐
ちょ、みんな
違うんすか?亜嵐くん!
亜嵐
わかりましたー買ってきまーす









やっぱり、みんなといると楽しい!
夏恋
ねぇ、杏奈ー
杏奈
ん?なに?
夏恋
…さっき、お化け屋敷で、キス、してたでしょ
…え、なんでわかるの?
杏奈
ちょっと、隼!
夏恋
なんかたまたま後ろ見たらさ、してたから、その、続きも、しようとしてた
杏奈
それ普通いう?!
僕もびっくりだわ
夏恋
何言ってるの。小森隼。あのさ
亜嵐
おまたせー



また、あの話かな。







玲於くんなら、なにか知ってるのかな











亜嵐くんが買ってきてくれたご飯をたべて、
次はどこ行こうか、なんてみんなで話してるときだった。
玲於
ねぇ、ここから別行動でいいんじゃないですか?
亜嵐
あー、なるほど。まぁ、しょうがない。カップル2組もいるしね!
夏恋
え、でも…
裕太
ええの?せっかくみんなできたのに
玲於
いいよ、ね、はやと?
あー、僕はどっちでも大丈夫っす









2人に、なれるのかな
亜嵐
んじゃあ、かいさん!帰るときはまたここで!







そういって、みんなバラバラになった
杏奈
はやとー、次、どこいく?
亜嵐
杏奈ちゃん、ちょっと、隼かりるね!ごめん!
杏奈
あっ、はい、大丈夫です!


ひとりになっちゃったなー




どうしよ。








あれ?



玲於くんだ





玲於
あの、ちょっと話が


そう、言われた。

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