そらside
))ガチャ
『たっだいまー』
あなたが笑顔で楽屋に戻ってきた。
エ「てつやとは会えたの?」
『うん!』
ツ「で、結果は??」
もう、みっくんは告白しに行ったと思ってるみたい。
『うーん、まあ、ちゃんと話せてよかったかなw』
これは、どーゆーことだ?
もしかして、OKだったってこと?
リ「え?」
『え?え、待って、違った?w何の話?』
エ「あなた、てつやに告ったの?」
『え?!!!違う!!!!』
ちがう?
そ「じゃあ、告ってないの?」
『うんwってか、なんでそんな話になったん?w』
ツ「あなたが真剣な顔でてつや探しに行ったってえいちゃんが… 」
『あーねwwちょっと喧嘩っていうか、すれ違いみたいなんが起きたからw』
リ「解決しに行ったってこと?」
『そーゆーことww』
ツ「じゃあ、好きとかじゃないんだ!」
『友達としては大好きだよ?w今のところ恋愛対象ではないかなww』
正直安心した。
「俺にも勝ち目がある」
なんて、思ってしまった。
有り得るわけないはずなのに。
でも、ちょっとだけ夢を見てもいいですか。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。