えいでぃside
『きてきてー』
そう言って、彼女が連れてきたのは
女「こんにちは…」
高校のサッカー部のマネージャーだった先輩。
ツ「え?」
みっくんが思わず言った。
華「みんなにー、言ってないことがあってーw」
『実はね、』
華「『全部ドッキリでした!』」
そ「??」
リ「どーゆーこと?」
ツ「え?」
エ「は?」
声が重なった。
いや、ドッキリ?
なにが?
は?
意味わかんねぇ。
『えーっとね、』
そう言って、彼女は説明し始めた。
あなたが言ったことをまとめると、
スーパーに行った時、たまたま出会ったらしい。
そして、いきなり元マネの先輩から連絡が来るドッキリ
だったが、予想外に俺らの食いつきがよかったから
それに嫉妬してめっちゃ怒る…
というドッキリだったらしい。
「めちゃくちゃすぎねえか。w」
そう内心呟いて、笑ってしまった
『こら、えいちゃん、文句言わないw』
エ「あ、無意識に出てたww」
『あーあ』
エ「なんだよw」
『あ、ちょっとまってw』
エ「なんだよ!!ww」
『ま、とりあえず、そんだけなんでw』
華「○○さんありがとうございましたw」
女「あ、うんw上手く出来てたのならよかったw」
『めっちゃ上手かったw』
女「ありがとw」
『じゃーねーw』
華「さよなら〜!w」
女「ばいばーい!」
こいつらすげえな。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!