第168話

ひゃくろくじゅうろく
792
2019/02/25 13:16



そらちぃside







夜、少しお腹がすいて、ガサゴソと冷蔵庫を漁る







そ「うわっ」







冷凍庫を開けるとアイスが



12個入っていた。








9割俺の好み。





だけど、残りの1割を見ると







そ「あなたか、」













「お前ら似てんな」





そ「は?!」



そこに居たのはエイジだった。






エ「アイス見て思わないの?似てるって」





似てる?




エ「分かんねぇの?やばいな笑」






そ「なんだよ、笑」






エ「アイス、ほとんどそらとあなたが好きなやつじゃん」





そ「それが?」





エ「今日、服買いに行った時みっくんに言ったんだって」




“ にいにと一緒にいるようになって

最初、何がいいのかとか分かんなくて

にいにの真似するようになったんだよね笑 ”





エ「そっから見事にハマって、服も食べ物もゲームもほとんど」





そ「好みが一緒ってこと、?」






エ「やっと気づいた?そんだけそらのこと見てたんだよ」





そ「なんか、ありがと」





エ「別にそらのためじゃないから、あなたのため」



ツンデレかよ…笑






そっか、だけど、

俺はあいつの恋愛には手を出さない


って決めたばっかりなんだよな、





なんで、そんな揺らぐ事をこのタイミングで言うんだよ。





でも、2つ決めた。




1つは何があってもあなたを大切にする。




もう1つは大切に思った上で






あの事を伝える。



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