あなたside
『おはよ!!』
エ「朝からテンション高ぇw」
『だって、楽しみじゃん?!w』
そう、今日は
U-fes.2018 前夜祭
そして明日は…!
U-fes.2018 プレミアムステージ!
楽しみすぎでしょ?
私は楽屋回って皆さんの体調管理係を
事務所の方からお願いされた!
ゆーて、一昨年、去年と一緒だけどねw
その前までは、普通にファンとして
チケット当てて行ってましたw
まあ、とにかく、色んなYouTuberさんに会えるのが
楽しみすぎて早起きしましたw
エ「楽しみすぎて早起き?w」
『うんwほかのみんなは?まだかw』
エ「まだwやっぱねw」
『いや、言っとくとえいちゃんの方が先起きてたよ?w』
エ「俺は編集」
『え、まさかの寝てないとか言わないでよ?』
エ「せーかーい」
『もー、何してんのw今からでも寝よ?』
エ「編集あとちょっと」
『いいよ、残りやっとくから』
エ「えー、じゃあ、」
と言ってテーブルと一緒に移動してきた
ベッドの横にテーブルを置いて
ベッドに座り、叩いた。
『え、なにw』
エ「ここ座って」
『なんでよw』
エ「いいから」
『えー』
私の腕を引っ張った。
だって、そこ座るの勇気いるよ?
そこに座ったら
バックハグみたいになっちゃう
そんなんいくらえいちゃんでも心臓持たない
エ「はやくー」
『わかったよ』
えいちゃんが後ろに下がって
その前に私が座る
前にはテーブルがありその上にパソコン。
エ「これで編集と充電一緒に出来るでしょ」
『そーかもだけどさ、』
心臓が破裂しそう。
静かにしなきゃなのに
バクバクして。
『ん、』
やば。
えいちゃんが編集の続きしようと手を伸ばす。
完璧に包囲されてるじゃん…w
エ「ね、ここどうしたらいいと思う?」
えいちゃんの声が近い。
耳のすぐ横だ。
なんでそんな平常心でいれんのよ
こーやって、落として来たんか?w
『んー、ここ切ったほうが良くない?』
私だけこんな思いしてると思うと
えいちゃんに負けてるような気がして
いつも通り何事も無かったように喋った。
「んー、、」
やば、誰か起きた。
「…おはよ……え?」
ほら、言わんこっちゃない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。