リビングにある机の上に、9枚のカードが現れた。
私達は机の近くにある椅子に座った。
人狼ゲーム……
本当の死………
信じがたいことばかりだが、受け入れなくてはならないの
だろうか……
私は緊張して高鳴る心臓に蓋をして、カードを引いた。
私のカードに描かれていたのは、狼が遠吠えをしている姿。
紛れもなく、人狼だった。
私は………
私は、人を殺さなくてはいけない。
私は、処刑されたくない…
冷静にしないと。
心ではそう思っているのに、体は正直だった。
鼓動が速くなっていく。指先が震えていく。
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私はとりあえず、人を殺せそうな武器を探すことにした。
私はキッチンに向かった。
キッチンには先客がいたようだった。
これじゃあキッチンの包丁が使えない……
とりあえず、すぐにキッチンから立ち去ると不自然なので、
しばらくキッチンにいることにした。
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幸い、カレーくらいならつくれる。
どうもー!ミナミ🍄です!
急に登場してしまってごめんなさい(笑)
「人狼ゲーム」を読んでくださってる方の中に、
え、ケンスケが1回目の人狼ゲームに参加してたら『スズの過去』
と矛盾してない!?ケンスケの事言われてないよね!?
って思ってるかたも多いと思います…!
でも大丈夫でーす!そのうち矛盾しなくなりますよ!
(あ、やばい…ネタバレしそう…)
まあ、そんなこんなでイミフな作者ですが、
これからもよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。