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第6話

蓮斗story
54
2018/07/14 14:17
最近俺は心愛に避けられている
まぁ、自業自得か……俺は一瞬でも心愛を疑ってしまったのだから
そして、俺は今日も心愛を迎えにいく
だけどやっぱり心愛は先に行っている……
蓮斗
心愛…………っ
俺は心愛と話をするために朝から1年の教室に行ったそこで目にしたのは……
蓮斗
な、んだよ……これ
心愛の席は傷だらけで机には色々なことが書かれてあり机の中にはゴミがいっぱい入ってる。
俺は、カッとなってしまい
蓮斗
おい、だれだよ……だれがこんなことしたんだよ!!
こたえろよ!おい!
近くにある机を蹴り飛ばした
廊下の方をフッと見た瞬間心愛が驚いた顔でこちらを見て走って逃げていく
蓮斗
っ!……テメェら覚えとけよ……おれは絶対にゆるさない!
そして、俺は心愛を追いかけた
蓮斗
心愛!待てよ!……まって、って……言ってるだろ!
俺は心愛を両手で後から抱きしめた
蓮斗
ごめん、ごめんな……守ってあげれなくて……ほんとに、ごめん
俺は自分が情けなくなり涙が出てきた
すると、心愛は
心愛
ごめんね。……ギュッ
蓮斗は悪くないよ?全部あいつらのせいだもん……蓮斗が謝る必要なんてないじゃん、ね?
俺は、どうしてこんなに心優しい心愛を一瞬でも疑ってしまったんだ、くそ!
俺は馬鹿だろ!……こんなにも、こんなにも俺を信じて愛してくれている彼女を信じなくてほかの女の言葉を信じたんだ……
蓮斗
心愛、……ごめん、ごめん……好き、大好き、愛してる。
そう言い涙を流す俺は世界一愛しい人に愛を込めたキスをした……

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