まぁ、いっちょ頑張ってみるか!
そうして俺は待ち合わせのカフェに着いた。
すると彼女はもう来ていた。
「あの〜...」
「あ、はいっ!!世良 有栖さんですか??」
「はい。」
へぇ〜本当にどタイプきたかも。。
凄いなぁ〜櫻井感謝っ!!!
「なんか、こういうの初めてでめっちゃ緊張します。笑」
「わたしもです!!あの、同い年だし敬語やめません??」
「うん!!ありがとう。なんて呼んだらいい?」
「有栖!」
有栖(と呼ぶことになったこの子)は、可愛い。
で、気さくでフレンドリー。
ロングも似合うしもう最高かよって。笑
「わたし、世良有栖って言うめっちゃおしとやか系の名前だけど、本当はめっちゃうるさいんだ。」
ちょっと申し訳なさそうにこちらを向く有栖が、可愛すぎた。
「ううん、うるさい方が楽しくていいじゃん!!てか俺一目惚れしちゃったかも...」
つい口走った。
早すぎるよなこれ、、、引かれたよな泣
「わたしも...」
「え!!!?!!?!!?!」
いやビックリマーク多いけど本当にビックリしてる。!!!!!!!!!
「じゃあ...」
「まって...!」
え?????
「どうしたの??」
「わたしね...」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!