第6話

5:)
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2018/07/17 10:58
購買からカイと戻って来たら、
ユメが机をいわゆる班の形にして待っていた。
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
早く食べよー!
俺らのペースが新鮮なのか
少しわくわくしている白野。
理科室から帰るだけで、仲良くなってしまうユメのコミュ力は
やっぱり侮れない。
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
そーいや、自己紹介してないよな?
斎藤 秋(シュウ)
斎藤 秋(シュウ)
確かに
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
じゃ、俺からするわ!
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
名前は夏崎海。
本当は「うみ」って読むけど、周りは「カイ」って呼ぶから、カイで!
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
私は春木夢葉!
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
さっき(理科室から帰る時)言ったよね笑
ユメって呼んでね
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
ほら、シュウも!
斎藤 秋(シュウ)
斎藤 秋(シュウ)
あー、
斎藤 秋(シュウ)
斎藤 秋(シュウ)
斎藤秋。呼び方はシュウで構わないよ
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
俺ら、あだ名呼び多いんだよなー
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
だから、白野サンにもあだ名つけたいんだけど、良い?
白野は、ブンブンと首がちぎれそうなほど、
上下に頭を振った。
「もちろん!!」
というような声が、聞こえてくるようだった。
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
白野冬優華ぁ..?
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
カイがあだ名つけるのに、時間かかるの珍しいね笑
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
私の時なんて、秒だったから
斎藤 秋(シュウ)
斎藤 秋(シュウ)
俺に関してはあだ名でもないし
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
それね笑
相変わらず、微笑む続ける白野。
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
...んぁあああ!!!!?
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
シロ!!!!!
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
シロで良いんじゃね?
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
可愛い!!
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
犬みたいでめっちゃ良い!!
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
俺のネーミングセンス、凄いだろ?シロ
白野冬優華
白野冬優華
(うんうん。と頷く)
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
改めて、宜しくな!
シロはメモ帳を広げ、またもや何かを書く。
その時に、ユメに耳打ちをした。
斎藤 秋(シュウ)
斎藤 秋(シュウ)
何でアイツ、喋んないの?
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
なんか、風邪引いてるらしいよ?
元気には見えるけどな、、、

キャップを閉めたペンを机において、メモ帳を見せるシロ。
白野冬優華
白野冬優華
(📝ユメ、カイ、シュウ、こちらこそ宜しくね!シロっていうあだ名、気に入ったよ!ありがとう)
それを読んだユメは、
春木夢葉(ユメ)
春木夢葉(ユメ)
シロはかわいいなぁぁ
と言って、ぎゅーしてた
夏崎海(カイ)
夏崎海(カイ)
俺らの新しいイツメンに、乾杯!
カイの上機嫌さに、
思わず笑ってしまった。











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